路の先にあるもののつづきはここから [ツーリング]
長らくのご乗車ありがとうございました
終着駅となりましたので
乗り継ぎのご案内でございます。
(容量を使い切ったとも言う)
マニアックな場所が好きな方は
隧道の中へお進みください。
そうでは無い方も
こちらかお入りください→【路の先にあるもの2】
引き返すことは禁止です。
周防大島ツーリング [ツーリング]
やっと「ツーリングしたぞー」と
心身ともに実感できたツーリング。
走ると風が冷たそうだけど最高気温は14℃で晴天予報だったため
今日は銀ガメ号さんで本州へ。
九州から出る時に寄る
定番のめかりPA。
トイレ休憩をしたら
九州とお別れ。
山口JCTより山陽道に入って熊毛ICから一般道を走ります。
のどかー。
玖珂町に入ったところで
デッカイ輪っかを発見。
桜つづみ公園にある赤い輪っか。
なにか意味のあるオブジェなんだろうけど
ここは目的地でもないのでこのまま通り過ぎちゃう。
R437
山口県らしい夏みかんカラーのガードレールを
見ながらしばらく走って周防大島大橋を渡るー。
怖くて景色を見る余裕が無いため
渡ったところで停まって橋を眺めよう。
う~ん、美しい橋だ。
島を時計周りで回るルートで走って
海が見えるガソリンスタンドで銀ガメ号さんに給油。
途中で給油せず家まで帰れるようにギリギリまで
満タンにしたら島の道のつづき。
周防大島の真ん中くらいまで走ったら
わたしの目的地。
乗って入れないため
押して到着。
最後のスロープ状の坂道を勢いつけて
登らないと押せないくらいきつかったけど
無事に魔法陣に着いたよ。
わたしが巡ってきた響ホイホイの中で
飛びぬけた美しさだ。
ヤシの木があるため太平洋っぽく見えるけど
瀬戸内海だし。
美しい響ホイホイからは
干潮の時に歩けるエンジェルロードも見えました。
何人か歩いてるみたい。
響ホイホイからは再び銀ガメ号さんを通りまで押したら
エンジンを掛けて先へ。
しばらく目的地もありませんが
この海を見ながら走るのが目的なのよ。
気持ちいいー。
潮風が天気予報より冷たくてインナージャケットは着たままですが
海の青さはもう冬じゃない事を告げている。
海水温が低いためか透明度が半端ねー。
瀬戸内海じゃないみたいに見えるけど
波の無さは瀬戸内海らしいと感じるところ。
島の先端に近づいたところにある
筏八幡宮。
小さな神社だけど
境内には赤い鳥居のトンネルがありました。
神社からはまた海三昧。
島の中腹にはオレンジロードが通っていますが
路面があまり綺麗じゃないため
必然的に周防大島を走る時は海沿いの道ばかりになっちゃいます。
でも海ばかりでも飽きないんだよなー。
カーブを曲がるとまた違う島が見えて来る
多島美を楽しめる。
島の先端の手前から
島の南岸へ入って折り返し。
するとこっちにもヤシの木。
片添ヶ浜。
島の南岸は細い箇所もあって
島らしい道が増えてくる。
個人的に飛ばしたいわけでも無いため
ずっとこんな道で良いのにと思っちゃう。
で、細い道を安全運転で楽しんでると
この時期にこの島へ来た理由がわかる場所に到着。
フライングで花見を楽しませてくれる河津桜。
けっこうな本数があるエリアですが
木で咲き方にバラツキが大きくて
絶景とまではいかないかな?
でもずっと冬らしい色の無い季節を過ごして来たため
このピンクは嬉しい。
ちょっと見にくいけど
桜の背景が海って言うのが最高。
念願の「バイクと桜」も撮ったら
先へ進みますがちょっと走った所にある
厳島神社の海中鳥居。
お隣の県にある本宮の宮島と同じ形の鳥居だけど
海の色が違いすぎる。
鳥居から島の後半。
海沿いの楽しいクネクネ道を
堪能していると石積みの段々畑が美しい
水仙の里。
脇に銀ガメ号さんを停めて
ヘルメットのシールドを開けると
甘い香りがするよ。
綺麗に咲かせるため
管理してくれる方々に感謝しつつ
島の道を走ってる走りながらも寒緋桜や河津桜が楽しめました。
すこし高台からも
寒緋桜越しに海を楽しめるところもあります。
桜に交じって緋梅系の真っ赤な梅も
咲いていてメジロも飛んでいました。
こんな綺麗な島の風景を
楽しむ響とヒビッキーでありました。
と、言う事で周防大島を一周したら
周防大島大橋を渡って帰路方向へ。
車の少ないk151で
一気に内陸へ入っちゃう。
R437に合流し国道2号線まで一気に走ります。
少しだけR2を走ったら再びR376で
長閑な道を走ったら最後の目的地でございます。
「飛龍八幡宮」
参道から本殿に向かってると
神々しいミヤマビャクシンが。
すっごくかっこいいビャクシンの門を潜って
境内へ。
可愛い飾りつけがされた
手水舎。
手を清めたら本殿へ。
山口県でよく見る建築様式の拝殿です。
しっかり参拝したら
神社見学開始。
今年は龍にいっぱい会おうと言う
ツーリングコンセプト通りにここには龍がいっぱい。
車に乗った赤い龍。
拝殿の左には青い龍。
歯も髭もツンツンしてて痛そう。
ちょっと可愛い顔をした龍もいらっしゃる。
拝殿の外の延命水の出る場所にも龍。
何時ものように水神様と水が好きな河童の組み合わせ。
境内中央には私が一番見たかった龍があります。
木彫りですが
何?この迫力!
凄すぎるんですけどー。
龍のパワーを分けてもらったら
巨木のパワーも。
飛龍八幡宮の御神木になっている
「大玉杉」
かなり以前にこの神社に来てるはずだけど
もう忘れてるため初めて見る感動を味わっています。
でっかい木の力を借りて
鹿野インターまで走って中国道。
塩カルで真っ白になった道をひた走って
本州最後のパーキングの壇ノ浦。
関門海峡でマジックアワーを楽しんで
ガレージに帰還。
2月としては500km超えの
胸を張って「ツーリングしたぞ」と言える
距離を走れたツーリングでした。
では、まだ風が冷たい中
ご乗車頂きありがとうございます。
またのご乗車をお待ち申し上げます。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
龍と河童ツーリング [ツーリング]
ずーーっと冬らしく冷たい雨が降ったり
低く暗い雲がいっぱいの日が続きましたが
やっと晴れて最高気温も私が勝手に決めている
「バイクに乗ってヨシ」の気温に達しそうなのでツーリング。
(バイクに乗って良しの気温=最高気温12℃以上・最低気温5℃以上)※晴天であることが条件
早起きして高速を使って遠くまで行くにはまだ寒いから
今日も相棒は茜ちゃん。
行先もすこしでも暖かい場所って事で
筑後川周辺の平野部を目指して朝倉から甘木方面で
適当に遊ぶつもり。
スタートして川崎町経由で小石原を目指すと
途中に前から気になっていたお稲荷さんへ寄り道。
ビールケースさえも神社の一部に見えてしまう「真崎稲荷社」
今日のツーリングは辰年って事で
龍に遭うスポットも廻る予定だけど
流石にここはお狐様しかおらんかった。
きちんと参拝した後は拝殿より気になっていた
山のてっぺんの赤い建物へ。
登る階段にはちゃんと手すりも設置されて
親切だ。
気になっていた建物は予想通り
展望所を兼ねた東屋でした。
たぶんだけど
個人所有の神社かな?と思う雰囲気だったな。
では、赤い稲荷社から赤いバイクに戻って
ツーリングの続き。
中願寺川沿いを走って
何時もの小石原を越えたら
大分県との県境の駅でトイレ休憩。
豪雨災害後に鉄道としての復興は叶わなかったけど
BRTとして存続したJR日田彦山線の宝珠山駅。
かつてレールのあった場所には
真新しいアスファルトの道。
一般車が入らないように鉄道の時とは反対に
専用道側に遮断機が設置されてるよ。
BRTの整備と共に新しくなった
ホーム。
木のベンチが温かみがあって良い。
宝珠山駅から先は
大分県。
暫く走って筑後川に突き当たったらR386で再び福岡県。
夜明ダムの下流が
わたしの目的地なんだけど・・・
渡りたかった潜水橋が夜明ダム解体工事のため
放流中で渡れずに眺めるだけになっちゃった。
でもちゃんと撮り鉄もしてきたよ。
誰も通らないためイタチが小走りに橋を渡ったりすのを眺めながら
列車を待つのも楽しい時間でした。
JR久大本線を見送ったら
ぺったんこな平野部。
広大な平野から耳納連山の麓にかけて
果樹園だらけの風景が続く。
実も葉もないけど
たぶんこれは柿の木。
こんな風景を見ながら平野部の縁部を走ると
龍がいっぱいの神社に到着。
楼門好きなので過去にも来てる
須佐能袁神社。
前に来た時は楼門がメインで来てたため
楼門ばかり見てた気がするけどよく見ると屋根の瓦も立派。
手水舎には当たり前のようにいらっしゃる龍。
元栓開けは口から水が出る
おなじみの龍だね。
神社の境内には可愛い実がぶら下がってる
マンリョウがいっぱいでした。
その須佐能袁神社の本殿。
マイナーな神社ながら
やっぱり龍の彫刻がいっぱい。
拝殿の真下から見上げると・・・
龍? それとも天邪鬼?
こっちは龍・・・
かと思ったけど足の感じから察するに
麒麟だよね。
それにしてもめっちゃカッコいい麒麟だ。
その隣は・・・
間違うことなくこれは龍だな。
古くなった木の質感とか最高に好き。
宮大工さんの技術に見惚れる神社の後は
ちょっと緑の多い場所へ移動。
「山芭の道」
海沿いでは河津桜が咲き始める時期なため
山芭の道沿いの梅は満開。
観賞用の梅はピンクが鮮やかで綺麗。
道を更に登るとちょっと
見晴らしいが良い場所もあるよ。
花がいっぱいの時はバイクを降りて
散策しても楽しい場所だけど梅以外はあまり咲いてないので
国道まで下ってランチ。
日田じゃないけど隣町って事で
日田焼きそばの想夫恋。
御馳走様の後は再び果樹園は広がる平野部を走ります。
再び国道に出るところで
河童発見!
知らずに通ってたけど
これだけ居れば見落とすことはねーよ。
「1日1河童」じゃなく
「1日うじゃ河童」
石材店だけど
わたしが各地で見る河童たちの一部は
ここから派遣されているようだ。
更に走って筑後川沿いの快走路。
筑後川を渡ってやって来たのは
また神社でございます。
恵蘇八幡宮だけど
龍の居場所ってやっぱり神社なんだよね。
しかし本殿の方に凄い龍の彫刻があるわけでもなく
天井に干支の辰があるくらい。
辰は東南かな?
あ、額の裏に龍がおった。
境内には鳩じゃなくヤマガラ。
なんかしゃべってる。
で、私が会いに来た
龍はこちら ↓
三段の龍。
龍って怖い描写が多いけどこれは
なんか面白い。
ヒビッキーとの相性もぴったり。
同じ水に関係する生き物なので
違和感のない組み合わせだ。
では、そろそろ帰る方向に向かう前に
早春を感じれる場所にも寄って行きましょう。
神社からすぐ近くにある
道の駅原鶴の菜の花畑。
本格的な春に咲く菜の花と違って
野菜感いっぱいの品種が植えられている。
なので黄色一色と言うより
葉っぱの緑もいっぱいの菜の花畑。
まだ花が少ない季節の中で
いっぱい花が咲いているため蜜蜂たちもこの時を待っていたかのように
無数に飛んでいました。
可愛いなー。
蜂を追ったら帰路へ。
帰り道で秋月方面へ走ってる途中に
古墳に上がれる場所の前を通ったので
最後の寄り道を。
柿畑の斜面を登ると
とんでもない急坂が出現。
先がどうなってるのかわかんないので
でっかい方のバイクじゃ絶対行きたくない奴だ。
今日は茜ちゃんなので登っちゃう。
最後までローギアで登ると頂上付近でダートとなり
頂上には東屋がありましたが
すこし戻ったところの方が眺めが良いみたいだ。
ベンチもあるぞ。
古墳の跡らしいけど
山頂部からは段々畑が一望できます。
もちろん古墳の上では浮けちゃう。
このまま浮いて家まで帰れますが
茜ちゃんを置いて帰るわけにはいかないので
エンジンを掛けて段々畑の道を下るよ。
下山して秋月を通過して
八丁トンネルを抜けると冬らしい寒さに
包まれちゃう。
日中はポカポカだったのに
これが真冬の空気と思い出すくらい寒くなったぞ。
西日を浴びながらガレージに戻る前に
茜ちゃんに給油。
久し振りにしっかり走ったツーリングでしたが
燃費も良い成績で楽しめた1日でした。
ではまだ寒い中
ご乗車いただきありがとうございました、
またのご乗車をお待ち申し上げます。
ビーチで珈琲ツーリング [ツーリング]
お久しぶりです。
生きてます。
絶賛冬眠中でございますが
すこし暖かく晴れ間を狙って茜ちゃんの充電もかねて
軽く走って来ました。
2ヶ月ほどエンジンを掛けて無かったのに
一発で目覚める優等生な茜ちゃん。
(しかも2018年に買ってから一回もバッテリー交換してない)
まだ春は遠いと感じる冬枯れした
河川敷に寄り道中。
冷たいはずの小川には
浅くて水温がほかより高いためかメダカが泳ぎ
枯れた葦にはスズメがいっぱい。
と、生き物好きなのでつい観察会になっちゃいますが
寄ったのは新しい橋脚の絵を見るため。
令和5年度の中学の美術部が画いた壁画。
コンセプトは解らないけど
松本零士さんの出身地を感じる絵だな。
再びバイクに跨って田舎道。
充電したいからなるべく信号の無い道を選んでいます。
周辺の田んぼは麦の栽培の準備のため
トラクターがいっぱいお仕事中。
そのタイミングを逃さない者たちが。
カラス属・猛禽類・サギ科・スズメ目など
野鳥のフードコート状態。
掘り起こされたご馳走を待つ
イケメン3兄弟。
土の香のする田舎道から
しばらく走って潮の香のする道へ。
定番の散歩ツーリングコースから
ちょっとだけ未知の道を散策。
特に何処に抜ける道じゃないけど
見晴らしの良い道でした。
宗像まで出たら海岸線へ。
途中にまだ若い防風林があります。
まだ間伐がされいなくて
樹が密なまま。
夏ほど香らないけど
松の香って大好きなんだよ。
再び信号の無い道を選んで
わたしのお気に入りの海岸へ向かいます。
ガタガタ道を進んで到着。
今日のランチはココとするっ。
風化でカラフルになってしまった
廃船で食べるランチ。
潮風で塩味の増したおにぎりで軽くお腹を満たしたら
食後のコーヒーの準備をしましょう。
ヒビッキー監修の元
漂着物で即席の珈琲テーブルが出来ました。
デザートの苺大福と
淹れたての珈琲で過ごす心地いい時間。
暖かい日じゃないと出来ないランチでした。
即席テーブルを片付けたら
楯崎へ移動。
途中の海岸。
茜ちゃんが砂に埋まりそうだ。
でも眺め最高。
もっといい眺めなのが楯崎からの眺め。
冬なのに青い海。
では、目的の充電も珈琲も楽しんだので
帰りましょう。
宮若を抜けて帰るルートの途中に
新幹線が見える丘でちょっと休憩。
前後の駅が無いため
ほぼ最高速で駆け抜けます。
軽く撮り鉄をしたら
引き続き冬眠すると思うのでしっかり給油して
ガレージへ。
意図せずぴったり100kmのツーリングでした。
では、また暖か日に会いましょう。
充電だけのつもりだったツーリング [ツーリング]
大阪のフェリーターミナルで
燃料漏れのトラブルからやっとガレージに戻って来た
銀ガメ号さんですがもう陽が短くて遠くへ行けない季節に
なっちゃったためどっこも行かないまま冬眠か?とも思いましたが
その前に充電のためだけのつもりでお昼前にお出かけ。
筑前町の毎年恒例になっている巨大藁アートでも見て
適当に帰ってくるユルいプランで走り出すと
前になんだか見覚えのあるバイクが・・・
こんな変な時間にこんな道で?
信号のタイミングで並んでお互い頭を下げて挨拶。
とのじん、なんでこんな時間に
こんな場所におるん?
「充電ついでに巨大な藁の案山子を見に行こうと思ってた」と
理由もプランも丸被りやった(笑)
って事で一緒にお出かけすることに。
桂川町を抜けルートを走りますが
初冬ながら秋らしい雲が綺麗。
元の予報ではどんよりな曇り予報だったため
晴れてても雲は多め。
白坂峠から夜須高原。
メタセコイヤが綺麗だったので
ちょっと停まりまーす。
標高高いのに
まだ落葉してなかった。
そんな紅葉を見ながら
峠を下ります。
するとまた綺麗そうな場所を見つけてしまったため
停まりまーす。
充電が目的なので急ぐ理由もないし。
初めて停まってみたけど
山の中なのに広くて良いところじゃないか。
誰も居ないので
広場を自由に走れ回れました。
しかも綺麗なもみじもあるぞ。
無名のスポットなのに
すごく良い感じ。
美しい紅葉の前で
仲良し撮影。
なにか芽生えそうだ。
名も無き紅葉を見たら
夜須高原を下って筑前町。
いつもの裏道で到着。
はじめは巨大案山子と言う名で始まったイベントですが
もう巨大アートになっていて今年は大仏様でした。
インパクトに欠けますが
藁であってもつい合掌してしまいそうだ。
良く見ると目の中はどうも
夜になると光りそうな予感も。
台の蓮の花も表現されているし
お釈迦様らしい螺髪もしっかり作りこまれています。
それと歴代の案山子の生首も
まだ健在。
去年のティラノサウルスの頭と
おととしの鶏の頭。
こうして間近で見ると藁の造形も凄いけど
牙やクチバシを作ったのは地元の有志の中に
きっと材木を扱う業者がいるに違いないと思っちゃう。
では、見たかった藁仏を見たし
ハイタッチでお別れ。
一人じゃ撮れない撮り方(笑)
プランだともうここで帰るところでしたが
お腹空いたのでわたしの好きな春日ロッジでランチにします。
牧場の中にある可愛いレストラン。
女子力高いわたしにぴったり。
おっさん2人で
大好物のカレーを・・・
生ハムサラダに
クリーミーなビーフカレー。
とのじんは焼きカレー。
オーナーさんもバイク乗りで
食後のコーヒーも美味しく頂き外に出ると
そこには巨大メロン。
牧場の横にレーダードームがあるのが面白い場所だよ。
でっかいメロンを見ながら
とのじんと次に向かう場所を相談。
うんうん、そこで決定。
ドルルルーーと朝倉まで走ると
観光客がいっぱりいるのですぐに場所がわかるスポットへ。
高校跡地の銀杏並木。
綺麗に色付いていますがもし一人で訪れていたなら人の多さを見て
間違いなくパスしてた場所でした。
並木の銀杏も全部雄らしく
ぜんぜん臭くない。
なのでヒビッキーも喜んで寝れる。
ヒビッキーで好感度を上げる作戦。
並木の端っこでこうして遊んでると
周辺の人が少し減ったためバイクを
並べて撮っちゃう。
いやーん、まるで
インスタグラムみたーい。
撮る人を撮る。
行きたかった場所も行けて満足したので
まだ明るいけど帰りまーす。
だって充電できれば良かっただけの
ツーリングなんだし。
最短で帰るのは味気ないため
秋月のびっくりする渋滞を横目に見ながら
八丁トンネルを抜けて入水から山の中の快走路。
そのまま帰るつもりだったけど
途中にメタセコイヤがすごく綺麗だったため最後の寄り道。
やはり普段と違う道を使うと
その季節ならではの発見ってあるものだ。
乗り入れは出来ないため押して入らないといけないし
並木としてはショボイけど西日を浴びて
すごく素敵な色に輝いているじゃないですか。
今年の紅葉巡りは耶馬渓→築城→夜須高原と
メタセコイヤが続くな。
ここからは道なりに分かれると思うので
とのじんと解散の挨拶をしてバイパスで手を振りながらお別れ。
わたしは冬眠に備えて給油へ向かいます。
給油後もすこしだけ回り道で
ナビの充電も済ませたらガレージに戻ってツーリングはおしまい。
寒いと遠出をしないため
銀ガメ号さんは冬眠になると思いますが
また出動するときはご乗車お待ち申し上げます。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
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やばけいツーリング [ツーリング]
今年は後何回走れるかな?と
ぼんやりと考えるような時期のツーリング。
山の上の方の紅葉は終わって
平地部分がすっかり秋めいて来たようなので
今日は定番の耶馬渓方面へツーリングします。
アグリラインを走って豊前市くらいで
最初の寄り道。
天地山公園の片隅に茜ちゃんを停めて
階段を上がると鳥居。
下の道からはこんな風になってるなんて
まったく見えない広くて明るい境内。
わたしが会いに来たのは
拝殿の裏にある何故かピンクの本殿。
赤煉瓦とピンクのあまり見る事が無い
組み合わせ。
罔象女神(みつはのめのかみ)と言う水を司る神様で
女神なのでピンクなのかな?
ピンクが似合わないおじさん。
女神のいる神社の名前は
甲神社。
金ぴかの額だけ
最近かけ替えられたかのように綺麗。
境内の神楽殿に座って
広い空と狛犬の先に見える楓の紅葉を楽しみました。
んじゃ、ツーリングの続きで
少し走れば耶馬渓エリア。
道路脇の柿も紅葉しとる。
耶馬渓と言えば
やっぱり青の洞門かな?
奇岩が並ぶところじゃなく
駐車場が一番綺麗だったりする。
青の洞門からさらに先へ行って
御霊もみじ
もう落葉が進んでいたけど
すっごく好きな色付き方かも。
昼間でもほとんど陽が当たらない
斜面にあるためかここだけ寒いし苔も凄い。
普段は鹿避けのフェンスで閉ざされていますが
この時期は開けてくれてる。
階段の上には御霊神社があります。
迂回路じゃなくこの階段を登れば
一直線に登れるんだけど・・・
苔と角度が怖いので途中でやめとく。
登らずとも美しい日本の秋を
楽しめたし。
走ってる時より冷えたため
御霊もみじの特設トイレを借りたら
耶馬渓ダムへ。
綺麗かと思ってたダムサイトの
楓は半分落葉しちゃってた。
でもメタセコイアは今が一番綺麗かも。
間にある楓の赤も綺麗ですが
メタセコイアの紅葉が主役。
厳密に言っちゃうと茶色ですが光を透かして
周りが全部オレンジ色に見えるのが綺麗なのですよ。
恐竜時代から地球上にある植物は
今でも癒しの空間を与えてくれる。
並木の中に茜ちゃんと置くと
小さなバイクがより小さく感じます。
道じゃないため
茜ちゃんを押して並木から出たらダムのマイナーな方の道。
周辺のダムが減水期にありながら
満々と水を湛える耶馬渓ダム。
ここからダムを眺めるのは初めてだ。
こんな銀杏の樹もある。
臭くないので雄樹みたい。
ダムより上は一目八景と言って
紅葉の時期は絶対混雑する場所があるため
避けてダムを下ります。
下って山国川にかかる沈下橋。
意味もなく走っちゃうよね。
沈下橋の袂に茜ちゃんを停めたら
今日のランチはココとする。
おにぎりを食べた後はスイーツも。
今日はコーヒーセットを忘れちゃったため
缶コーヒーで食後のゆるい時間を過ごしますが
そうそう。
このツーリングからまたヘルメットが変わりました。
WINSのカーボンヘルメットに戻ってしまったよ。
(NEWです)
やはり一度カーボンの軽さを知ってしまうと
一流メーカーのショウエイのGT-AIRⅡであっても
カーボンの軽さの快適さを上回る事はありませんでした。
最新のWINSのA-FORCE RSは
インナーバイザーの面積が広くなってたりと
見えない改善がされていたりフィッティングサービスも受けているため
すごく快適。
しかもこっちの方が静か。
たぶんインカムの装着方法がGT-AIRⅡの方は
ビーコムの場合、無理がある装着方法なので風切り音で差が出ても仕方ないかな。
因みにGT-AIRⅡは年を越して
年落ちになる前にとっとと売っ払いました。
新しいヘルメットを眺めながらランチタイムを過ごしたら
耶馬渓方面に来たら寄ってみるつもりだった神社へ向かいます。
河童のいる雲八幡宮。
一面まっ黄色の絨毯を期待してたけど
前日の荒天の影響なのかいまいち。
でも河童たちは何時もの様にわたしを
出迎えてくれました。
小さな拝殿の中には
鬼(般若?)と獅子面。
無病息災の神様らしいので
健康を気にするお歳と言うもともあってしっかり参拝。
参道を戻って河童。
普段のわたしと同じポーズの河童とヒビッキー。
相撲好きな河童 ↓
銀杏の落葉の中でイキイキと過ごす河童たちと
わたしの帰りを待つ茜ちゃん。
雌株なので落ちた実の香が凄いけど
黄色い秋をいっぱい楽しませていただきました。
さぁ、これからどうしよう?
気ままなソロツーリングは気ままが過ぎると
次に行くところが白紙で当てがない。
ま、そんな時は小さなバイクの機動力を生かして
知らん道でも走ってみるか。
地図も見ずに雲八幡宮の先から山に入れそうな道を見つけたので
入ってみたよ。
するとそのうち苔だらけの林道になるでしょう?と
覚悟してたらこんなに明るい道になっちゃった。
奇岩の景観が続く耶馬渓の中に
こんなユルい風景があるなんてびっくり。
峠付近で紅葉のトンネルがあったり
高原のような道になったり。
知らなかったけど
耶馬渓の奇岩の山の上に牧場地帯がありました。
そういえば地元のスーパーで
耶馬渓牛乳ってみるけど本当に耶馬渓が産地だったのね。
まーーったく牧場のイメージが無かった耶馬渓ですが
ちゃんと牛も居ました。
開拓の記念碑だと思うけど
わざとリアルに作らなかったのか顔が面白い。
可愛い。
この後も山の稜線を牧草地にした
とっても気持ちいの良い道が続く。
もちろん阿蘇方面などの牧場と規模は比べられませんが
岩山だらけの耶馬渓らしくない風景がとっても新鮮なのでした。
分岐も気分にまかせて進むと
知ってる道に戻れました。
もう知らない道探検もしたので
戻る方向へ走ってると知ってる2台のバイクとすれ違った。
ちびっ子バイクなのでクルんとUターンして追いかけて
再び雲八幡宮。
いつも行く場所が被るのできっとどこかで
会うだろうと思っていたこうさんともちっこさん。
大きなバイクと小さなバイクじゃ
行先も変わるだろうからここで情報交換をして
わたしは帰路の続きへ。
素直に来た道を戻らずに山国川の対岸の道。
青の洞門の手前で先ほどの雲八幡宮でこうさんたちと
情報交換した川に落ちれる道へ行ってみました。
本当に普通に落ちれるな。
でも、こうさんたちは大きなバイクで怖かったらしいけど
小さなバイクだと逆にすっごく楽しいぞ。
期待を裏切って川に落ちなかった茜ちゃんとわたしは
耶馬渓から出てアグリライン。
紅葉ツーリングのラストは
わたしの大好きな築城で締めたいと思います。
航空祭直前の築城のメタセコイア。
ちょっとだけ日本離れした風景がたまらん。
メタセコイアの紅葉はイマイチなところもあったけど
綺麗かもしれないところもありそうなので林道探検開始。
オーー、まっかっかじゃないか。
黄金色でキラキラしていた耶馬渓のメタセコイアも綺麗だったけど
落葉して森の中が赤くなってる風景も最高。
わたしの秋の定番スポットを満喫中。
森から出てもいい。
また森の中に入ってもいい。
因みにこの林道は
廃線跡でございます。
森から出たら日が傾いて急に寒くなったため
インナーを着こみます。
茜ちゃんを停めてインナーを着てるところも
すっごく好きな場所。
一本だけクリスマスツリーみたいな樹があるのが
可愛いでしょ?
築城から今川を越えて
帰ってるいると平成筑豊鉄道と並びました。
今日はちくまる君カラーだ。
香春町を過ぎると太陽光が真横から。
小春日和だった1日のサンセットタイム。
陽が短いのでアッと言う間の1日だったな。
綺麗な夕焼けが茜ちゃんを照らす。
茜ちゃんの唯一カスタムしている
セクシーポイントがキラキラ。
ガレージの戻る前に給油して
今日のツーリングはおしまい。
1日遊んだけど途中無給油で遊べて
綺麗な紅葉も知らなかった風景も知れたツーリングでした。
では、年内は走るかどうかはわかりませんが
またのご乗車をお待ち申し上げます。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
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コスモスに始まりコスモスに終わった響の週末 [ツーリング]
車でドライブの響の休日。
まだアチラコチラでコスモスが咲いていた10月半ばに
かみさんと長崎県の白木峰高原のコスモスを見に行ってみました。
親戚のお墓が近くの諫早市内にあって
その管理も兼ねて来てみましたが
良い時期に来れたかも。
上から見た時は花が全部斜面の下側を向いているのがちょっと残念でしたが
あたりまえだけど下から見るとみんなこっちを向いてくれています。
コスモスの背景に雲仙普賢岳。
高原からだと間に諫早湾もあるのに
すごく近くに感じます。
寒くなる前にいっぱい蜜を集める
蜂たち。
虫たちを追ってると
こんな花を見つけた。
新品種?
めっちゃ可愛い。
そんな花に囲まれる休日でしたが
翌日は茜ちゃんのスマホホルダーの交換。
実は前回の大入島ツーリングの初日の高千穂で
デイトナのスマホホルダーの3点保持のうちの
一番折れちゃいけない場所の爪が折れちゃったのよ。
シリコンの輪っか(スマホの命綱)をちゃんと
上下に付けていたので落とさずに済みましたが
信頼していたメーカーのやつだったのでびっくり。
振動劣化か?
バイク用なのに?
なので島を巡っている時は
コンビニで買ったヘアゴムで命綱の補強をして使用していました。
画面が見にくいったらありゃしねー。
Kaedear(カエディア)のホルダーを着けようと思いましたが
未装着の時の存在感があり過ぎてレンタルバイク用に買っておいた
同じデイトナのホルダーを着けて完了。
今度は折れないでちょーだいよー。
茜ちゃんをガレージから出したついでに
冬を前にオイル交換もしちゃう。
個体差かと思うけどホンダ純正のG1オイルはニュートラルに入り辛いため
安定のモチュールに戻って来ました。
10Wー40じゃなく寒い時期になるのを考えて
10Wー30にしてみます。
こうして茜ちゃんのメンテもしていつでも乗れるようにしてた
そんな時に銀ガメ号さんの整備が終わったという連絡を受けました。
大阪でトラブった後に九州まで陸送してもらい
不具合場所を交換してもらってようやく迎えに行けるわけですが
ショップまでバスと電車と徒歩で行かないといけないのよ。
う~ん、そんな時はご近所さんに頼んじゃおって事で
ラインでお伺いしたらこうさんが車で送ってくれたよ。
もちろんもちっこさんもとのじんもくっついて来るわけで
お昼のランチやライコランドや2りん館巡りをして最後にBMWのショップへ。
燃料漏れの箇所はやっぱりタンクからインジェクションまでの
パーツの劣化で無料で交換してくれました。
(陸送代も保険でタダ)←保険に詳しいせっちゃんのお陰
送ってくれたこうさん達にお礼を言って
家に帰るわけですが
そうだ、ガソリンが漏れたままずっと修理まで放置していたんだから
入ってないんじゃねーの?と思い
ガレージに戻る前に給油。
12リットルくらい入った。
前回の満タンから北九州のフェリーターミナルまでしか走ってないのに(泣)
せっかく給油もしたことだし
ガレージに戻る前にちょっと軽く走ってみました。
だって、フェリーターミナルまで乗ったのが
最後だもん。
走りたいよ。
とは言ってももう夕方なので
遠くは行けないため
鞍手町のコスモス田んぼへ。
田んぼにコスモスが咲いてるだけだけど
今年見たコスモスの中で一番の密度で咲くコスモスだったよ。
マイナースポットなので
誰もおらん。
(夕方だからか?)
銀ガメ号さんとコスモスを独り占めしたら
寒くなってきたため帰ります。
ガレージに戻ったら
久し振りにわたしの相棒たちが勢ぞろい。
一度に乗れるわけないけど
やっぱりガレージにはこの顔ぶれが揃ってないと寂しい。
さぁ、今年はあと何回乗れるかなー?
ツーリング2日目(ひょうたん島に上陸編) [ツーリング]
【ツーリング1日目はココから】
<・m= チュンチュン
Σ・w= チュンチュン
おはようございます。
佐伯市内で目覚めるツーリング2日目。
今日は佐伯港から出る1便のフェリーに乗るため
のんびりな朝でございます。
1便が7:15って事でホテルの部屋で
前日にコンビニで買っていた朝食を食べて
ホット珈琲で朝のルーティンを終えてから
ゆっくりと港に向かうとフェリーが入港してきました。
瀬戸内海でよく見る後ろも前もあまり関係ないような
可愛いフェリーと同じ形だ。
待合室の中でバイクと私を合わせて
400円のチケットを買って乗船。
(安い!)
向かうのか佐伯湾の中にあるひょうたんの形をした
大入島(おおにゅうじま)
ちょっとひょうたんと呼ぶには
苦しい形だけどクビレで上下に分かれたような島が
今回の旅の舞台。
久し振りの大好きな島ツーリングの始まり。
穏やかな湾に船の軌跡を残しながら
非日常の島旅へ。
と、すっごくワクワクな船旅の様に書いていますが
なんとたった7分程度で付いちゃう島なんだよね。
とは、言っても
初上陸の島はワクワクする。
案山子に大歓迎されながら上陸したら
島ツーリングの決まり事になっている時計周りで
島を巡りましょう。
たった7分ので着いちゃうくらいだから
対岸に見えるのは本土です。
まずは島に上陸して最初に寄るのは
港のほど近くにある産霊神社。
龍の彫刻がかっこいい
神社で島にお邪魔させてもらった挨拶を。
高台にある境内からは
穏やかな佐伯湾が見えます。
産霊神社を出て
すこし走るとマップになにも情報も無かった
アコウの木を見つけてしまった。
「大入島のアコウ」(勝手に命名)
巨木ではないけど
土台の石垣を根が飲み込みかけている
将来有望の株だよ。
やっぱりわたしはアコウの木から
呼ばれているようだ。
さらに先に進むと
カンガルー公園があります。
南国風な園内の芝生の中に
ぽつんとカンガルーが。
オーストラリアのグラッドストン市と
友好の証としてこの公園が作られたんだって。
アボリジニーアートが施されたポールと
カンガルーと響。
のんびりと過行く島時間。
と、こんな感じで絶景など
特に盛り上がりもなく時々出現する
ちょっと歴史のあるスポット。
「神の井」
神武天皇が東征の途中で立ち寄った場所で
「水よ出でよ」と告げると真水が湧き出たらしい。
その不思議スポットに至るまでの道が
すっごく気持ちよかった。
高い堤防で遮られることがない
海が近い道。
湾内側は波が無いためか
こんな養殖筏がいっぱい。
島らしくイソヒヨドリもたくさんいるよ。
もちろん島でも隧道が好きだのスポットも。
ひょうたん形をした島の
一番くびれたところを通るトンネル。
入口はお化けが出そうな雰囲気だったけど
ちゃんと現役。
島は大きな湾の中にあるものの
外海に面してる方へ出ると海の雰囲気も変わってきました。
船の乗客のほとんどが釣り人だったくらいだから
全部良いポイントだらけに感じる。
そんな色んな魚が釣れそうな磯場に
こんな岩があります。
普通の岩に見えるけど
ちゃんと停まって見ると万葉集の一文が書かれた
岩があるんだよ。
「紅に染めてし衣雨降りてにほひはすともうつろはめやも」
万葉集の書かれた岩の先にはいままで
湾の中にいたため見えなかった水平線。
島の先端を回っても美しい海岸線は続く。
つづくクネクネ道の途中で
何気なく停まった場所。
水が綺麗だなーと思って眺めてるのだけど
あの白いのは何?
何かの集まりか?
近付いて見ると・・・
小さいミズクラゲの集まりみたい。
赤ちゃんとまで行かないけど
500円玉大の小さなクラゲが集まって
白い塊になってたよ。
海が豊かなんだろうね。
島の後半・・・
途中ポツポツと出て来る小さな漁港。
漁港のある集落の路地がまた
素敵なのよ。
住んでるとなんでもない路地の風景かもしれないけど
石垣に座って井戸端会議が似合う路地だ。
そんな集落のある漁港に
必ずいる子たち。
漁船の中で海産物の選別作業を
じっと見つめる島猫たち。
あ、気付かれた・・・
島猫から見送られながら
先へ行くとまた隧道。
島を形成する岩盤を
くり貫いた隧道は荒々しくてカッコいい。
連続した隧道で
距離は短いけど内部のデコボコが凄い。
削ったというより割ったような表面。
隧道は荒々しかったけど
そこから見る海は穏やかでした。
ずっと海の底が見える。
こうして海をボーっと眺めて過ごせるのも
島ツーリングの好きなところ。
最後は島にあるべき物へ。
小さな砂浜を歩くと
小さな階段が出現します。
それを登ると灯台だよ。
名前がカタカナなのが可愛い灯台で
お歳は私とほぼ同世代。
小さな灯台だけど
青空に映える灯台をみたら帰りのフェリー。
また400円のチケット買って
短い船旅を楽しみましょう。
楽しい島ツーリングが終わる・・・
でも、
ツーリングは終わんない。
佐伯港で九州本土に戻ったら
佐伯郊外へ出てk36で床木ダムへ向かいました。
そのダムに何があるかと申しますと
これ ↓
遠い?
これ ↓
ヒビッキーと床木ダムの河童。
「1日1カッパ」
たまたま草刈りされた直後だったらしく
河童まで行けたけどそれまで藪の中だった河童と響とヒビッキー。
んじゃ来た道を戻って臼杵までR10を走ったら
R502に入ります。
島とはまた違う快走路をしばらく走ると
目的地。
欄干の丸みがすばらしい
虹潤橋。
大分県にあって
ちょっと熊本県でよく見る形の石橋です。
現在は車両は通れないため
押して渡らないといけないけど文化財に触れれる
素敵なスポットなのでした。
石橋の次は鉄の橋。
撮り鉄の定番の百枝トンネル。
あ、列車待たないよ
お腹空いたし。
道の駅きよかわで大分らしく
とり天を食べたら行きたかった隧道探し。
マップ通りに行ってもまったく見つかんない
難易度高めの隧道でしたが
ちびっ子バイクの小回りを最大限に生かして発見。
ここ、凄っ!
深い切通しから隧道に至るまで
最高に素敵な隧道ではございませんか。
見るからに狭い道幅は
かつては森林鉄道の跡だかららしい。
むき出しの地層から
トロッコ列車サイズの隧道が異世界感いっぱいで
私のテンションはマックス。
いや~、最高の探検だったよ。
では、ここからは茜ちゃんでも日帰りツーリングで来れる
エリアに入るためプランニングもしてないし
適当に気分に任せて帰る方向へ走りましょう。
R422で瀬の本高原方面へ走っていると
真正面にくじゅう連山が見え始めます。
山が綺麗だったので
より綺麗に眺めれる草原の中を走ってみよう。
グライダー発着場。
今日はフライト中だったため
停めれずにスルー。
停まれないけど
この風景を見ながら走る事は至福の時間だよ。
ススキとまだうっすらと緑が残る牧場。
グライダー発着場の広い草原を楽しみましたが
停まれないのはやっぱり勿体ない気持ちになったため
わたしの好きな草原の道へ移動。
草原からは阿蘇の涅槃像が一望。
その草原の中にある一本道。
ますます九州Loveになれるところ。
周りの木々の紅葉はまだだけど
山の上はもう綺麗に色付いてるみたいだね。
秋晴れで今日登ってる人はきっと
絶景を楽しめたことでしょう。
ツーリング中なため流石に登山は無理だけど
雰囲気だけでも楽しむため
牧ノ戸峠に登ってくじゅう連山の登山口で紅葉を
眺めてみました。
う~ん、ステキだ。
登山口でこれだけ綺麗って事は
標高的にこの周辺が一番綺麗な時に来たかもしれない。
例年なら沓掛山くらいまで登ってみたりするのだけど
今日は流石に1泊ツーリングの帰り道なので
体力的に登らず下から観光。
自然のままの木々が色付くくじゅうの秋。
三俣山が見える場所から。
周辺を囲むススキがキラキラしてて
綺麗でした。
九州の秋、最高!
ヒャッポーー!
では、島も山の紅葉も楽しんだし帰りましょう。
まだ明るい時間に立ち去るには後ろ髪を引かれるところですが
秋の日暮れはびっくりするくらい早いため
もう帰っちゃうよ。
四季彩ロードの途中からR387へ抜けて
玖珠町を抜けます。
明るい時間に野峠から英彦山を下って
わたしの庭に入る頃に夕焼けの時間になりました。
2日間わたしを照らしてくれてありがとう。
ガレージに戻って
遠征用のバッグから何時もの可愛いバッグに積み替えて
チェーンの注油をしてわたしの島ツーリングはおしまい。
それでは長らくのご乗車ありがとうございました。
またのご乗車をお待ち申し上げます。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
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ツーリング1日目(天孫降臨の地でオブジェ巡り編) [ツーリング]
響のツーリングの朝は早い。
(寒くなると遅くなるけど)
夜明けの空気は清々しい・・・・と言うか
もう十分にさみーよ。
10月の中旬をすこし過ぎた頃の早朝ですが
寒気も入ってる予報も出てるため
晩秋から初冬にかけて着るジャケットをチョイス。
夜明けとともに出発したツーリングですが
早朝のコスモスが朝陽を浴びて綺麗だったので
まだスタートしたばかりなのに寄り道。
道の駅のコスモス園なので
普段なら観光の客がいっぱいいるのだけど
朝が早いので私だけ。
寒気が入ってキンとした空気に包まれた朝ですが
朝陽を浴びるコスモスを見てると暖かい気分になれます。
んじゃ、ツーリングしよっ。
再び走り始めたところで今回のツーリングのプランの説明ですが
週末を使って宮崎県の延岡経由で
大分県の佐伯まで走って1泊するツーリングしようと思います。
阿蘇を抜けていくプランにしたため
小石原の峠を越えますが気温8度の中を走ってると
霧の中へ。
体感温度がまた下がる。
ちょっと前まで暑くて涼しい時間だけ走っていたのに
あー、冬のツーリングってこんな感じだったなーと
思い出すような冬の香を感じながら一番寒い峠を越えました。
ファームロードを走る頃には
陽も高くなって心地よく走れるように。
寒気の影響で雲が多めながら
やっぱり阿蘇の風景は爽快。
上空に強い風が吹いているのか
わたしの頭上の雲たちが草原の風を揺らす方向と同じ向きに流れていく。
風車の無くなった産山牧場を抜けて
波野の広域農道へ。
どんどん南下するにつれて
雲が減って青空率が高くなっていく。
広域農道を抜けてR325のループ橋まで来ると
神々が降り立った天孫降臨の山々が見えて来た。
自然いっぱいの阿蘇とはまた違う
山の魅力がギュッと詰まったエリア。
そして茜ちゃんで初の
宮崎県でございます。
宮崎県に入ると本日最初の高千穂らしい
オブジェがお出迎えしてくれます。
踊りが上手な天宇受売命(アメノウズメ)
岩戸に引きこもったアマテラスさんを
岩戸から引っ張り出した立役者の2柱。
(岩持ってるのは天手力男命)
今日はちびっ子バイクなのでバイパスじゃなくて
旧道へ。
対向車に田舎のスーパーカー。
旧道を走っていると
本日2箇所目のオブジェ。
銭湯の主と二頭身のウルトラマン。
昔はガンダムも居た記憶があるけど
今はこの2つだけになっています。
このオブジェから少し走ると高千穂と言えばココって場所に
寄ってみました。
今回は初めて一番有名な場所からじゃなくて
遠い側から渓谷へ入って見ました。
戻ってくるのが心配になるくらい
かなり谷に向かって下ったら
高千穂峡らしい深い渓谷に辿り着きます。
本来ならこんな渓谷沿いを歩ける遊歩道があるのだけど
災害復旧工事中らしく車道で迂回して
真名井の滝の方まで行くと湧水の池にチョウザメが泳いでいます。
観光客が餌をやるためか以前に見た時より
でっかくなってる気がする。
滝付近は観光地なため売店もトイレもあることもあって
すこし休憩してから真名井の滝。
高千穂で一番有名な場所じゃないでしょうか?
めったに観光地にツーリングで来ないのだけど
やっぱり有名になる理由がなっとくの渓谷美。
深い谷は貸しボートで遊覧できますが
下手くそが操船すると滝の下に入ってびしょ濡れになるんだよ。
すこし眺めてみたけど
誰も滝の下に入りませんでした。
(びしょ濡れになればいいのに・・・)
来た道を戻って再び柱状節理の谷。
そこから目線を上げると
3本の橋が同時に見れます。
一番下の石橋も含めて
全部アーチ構造の橋だよ。
あー、あの橋の高さまで登らないといけないのかー。
(茜ちゃんは橋の袂のパーキングに停めてる)
朝は冬を思い出すほど寒かったのに
登ると朝の寒さが恋しいくらい汗をいっぱいかいちゃった。
では、ここまではナビも見ずに
フリーで走って来ましたがここからはプランに沿って
散策開始。
プランに入れてないと一生走る事は無かったような
マイナーな道に入ってしばらく谷を下ると目的地の
隧道が好きだのポイント。
照明もあって普通に使われているトンネルですが
河岸段丘の崖にあるというのがそそられる隧道なのです。
「岩、くり貫いてます」感が素敵。
しかも2連の隧道なので
こんな仕掛けも ↓
たぶん、反応しない(笑)
反対側まで行くと
内部のデコボコが残されていて違うトンネルみたいな演出。
天岩戸にほど近いところに
こんな素敵な隧道があるなんて天照大神様のお陰か?
岩戸川が削った崖を再び戻って岩戸神社方面へ。
まずは岩戸神社東本宮。
素敵な階段のある東本宮ですが
私が会いに来たのはアメノウズメノミコトのオブジェ。
この鈿女さん
近付くとセンサーで回り始めるため
ジドリ泣かせな鈿女さんなのでした。
(10秒後に良い角度になる調節が難しいのよ)
次はすぐ近くにある岩戸神社の
アマノタヂカラオノミコト。
「パワー!」と叫んでいます。
岩戸神社からはk7でどんどん山の中へ。
どの家もポツンと系な家ばかりの先にあるのが
落立神社。
岩戸五社に含まれる神社で
ここにも神楽のオブジェが。
サポート系の神様で
思兼神(思兼命)と言いまして
オブジェは「ねー、赤と黄色、どっちのボールが良いと思う?」と
おっしゃってるように見える。
本当は天岩戸神楽の
「思兼命が天照大神の神手を取りつれ出し給う舞」
落立神社からは
さらにk7で山奥へ。
見えて来る風景も
どんどん秘境感が増してくるぞ。
大分県の県境付近で災害のため通行止になるらしいけど
その手前で鉾神社に到着。
ここの神楽オブジェは
逆さま。
曲芸してる?
八鉢と言うらしく
てげキツそうなポーズは
スサノオノミコトが嫁を迎えて喜びの舞なんだって。
(※てげ:宮崎弁=すごい)
おねーちゃんを岩戸に引き込まらせた
暴れん坊が落ち着いてくれるんだから
そりゃみんな喜んだ事でしょう。
逆さまな神さまの後は
ルートも逆さまにして戻った所にある上岩戸大橋を渡ります。
絶景な橋を渡ったら
谷の対岸の集落の道を走る。
茜ちゃんでのんびり走るのに最高の道だ。
そんな長閑すぎる景色を見ながら着いた
岩戸神楽のオブジェは目力強め。
睨んでると言うよち何か我慢してる顔?
そりゃ、そんな重そうなもの持ってるから。
腰やっちゃわないか心配になる。
「大玉命が香久山より榊をひき来り岩戸の前に
飾り給う舞」
今日は神様に会いまくりの1日だ。
と、言いつつまだつづくけど。
いやしの風景もまだ続き
わたしのツーリング史上最高に平均速度が低い
ツーリングになりそうだ。
こんな迂回路もあって
飛ばしたくても飛ばせないけどな。
ランチを食べるなら
そんななんでも無いような風景の中で食べたいなーと
思ってたいたのでちょうど良い。
今日のランチはココとするっ!
って、どこじゃ?
後日同じ場所に行ける自信が無い
適当な棚田のてっぺんでランチを食べたら
岩戸神楽の最後はこちら様。
こわっ!
ほぼ鬼。
怖い顔の神様は
今日、宮崎県に入って最初に見たオブジェの
天手力男命。
「手力男命大幣をい以て天照大神の御岩屋を
探り給う舞」
何故か鶏を従えてる。
天手力男命がいらっしゃる石神神社からは
こんな風景が見れます。
人々がこぞって訪れる絶景より好きな絶景。
ここでひとまずわたしの岩戸神楽オブジェ巡りは終わり
延岡方面へ向かい走り出します。
R218は高速の無料区間があるため
前半はほぼ貸し切り。
道が合流し交通量が増えそうなところで
わたしは谷底の道へ移動。
日之影の谷の道を走ると
出会うのが猫バス。
可愛い苔アート。
本当に見えないだけで
猫バスが普通に走っていそうな場所なのよね。
引き続き渓谷の道を走ると
廃線日之影線の鉄橋が見えて来ます。
廃線になってるけど
カッコいい橋。
本来ならそのまま上の国道と並走できていたのだけど
途中で全面通行止の看板が出ちゃったため
上の国道を走ります。
走り続けると
渓谷だった川がどんどん緩やかに。
延岡市に入るものの
市街地を避けてR10へ。
k16からR10に入ると
後は佐伯市まで走りっぱなしだよ。
国道だけどまるで広域農道のように
誰も走っていない気持ちのいいクネクネ道が延々と続きます。
1時間ほど自由に走り通したら
本日最後のオブジェ。
岩戸神楽のオブジェが最後と書いただけで
本当のオブジェ巡りのラストはカブトムシだよ。
直川かぶとむしの湯の案内板ですが
リアルで巨大なカブトムシがシンボル。
西日を浴びるカブトムシを見たら
佐伯市の市街地にあるホテル。
こんな可愛い絵が描かれたホテルに
お世話になりました。
夜はシャワーを浴びて地の物を求めて街ブラ。
ひとまず「カンパーーイ」
佐伯港で水揚げされた魚と
大分県らしい鶏でビールが進む。
しめで飯物を頂き
ツーリングの1日目はおしまい。
ではおやすみなさい。
[2日目につづくかも]
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タイヤ交換からのツーリング [ツーリング]
今日は茜ちゃんのタイヤ交換。
今迄履いていたダンロップのK180のリアタイヤが
まだ2回ほどツーリングが出来そうですが
わずか2775kmで交換となりました。
コスパわるーーーっ。
山が残ってても時々ズルっとなっちゃうためギリギリまで使わずに
早々に交換します。
色々試して一周回って
純正タイヤに戻って参りました。
新品タイヤに安全のおまじないの儀式をしたら
まずは自分の慣らし。
手短なクネクネ道で
今迄のタイヤで付いてしまった
乗り方の癖を取っ払いましょう。
やはり純正のビーラバーがブロックタイヤの中で一番
ロードタイヤのフィーリングに近くヒラヒラ走れます。
乗り方の感覚が戻ったところで
本当のタイヤの慣らしへ。
青春の門の舞台からスタート。
(判る人だけ判ればいい)
香春岳からアグリライン。
大分県に入ったら
この時期の恒例のスポットへ。
コスモスだらけの三光村コスモス園。
年々細い路地ですら入れず自由に見れなくなっているため
端っこで眺めるだけ。
今年は段々畑のエリアと平地のエリアがくっついているため
例年より広大に感じる。
コスモスだらけの中で
ホウジャクが一生懸命蜜を吸っています。
ピンクの花は無視して
白花だけを狙って吸ってるみたい。
花と虫で癒されたら
食材になる花でも癒されましょう。
蕎麦の花が咲く小路を走って
そば畑の中。
背後には古羅漢の岩山がドーン。
う~ん、美しい。
その奥に羅漢寺と言う耶馬渓の観光地があるのだけど
わたしはその先に道がずっと前から気になっていたので
探検しまーす。
絵に画いたような日本の田舎の風景の中を
しばらく走ると民家も無くなりいよいよ山道の探検の
始まりかと思ったら・・・
まぁ、そんなものか。
んじゃ、タイヤの慣らしと言うか
もう消耗域に入ったため帰る方向へ。
あ、その前に・・・
青の洞門の近くの沈下橋。
タイヤの慣らしと言うこともあって
駆け足のようなツーリングでしたが
ここでちょっと休憩。
すこし遅いランチを沈下橋に座って
足をブランブランさせながら頂いちゃう。
座ってる沈下橋の背後には
美しい石積みのアーチ橋もあるよ。
「羅漢寺橋」
袂ではアオサギが寛いでる。
こんな風景を見ながら
食後のコーヒーを飲んだら再びアグリラインへ。
犀川まで戻って来たら
メインの道から外れて
脇い道へ入るとちょうど平成筑豊鉄道の特別列車のとことこ列車が前を走ってた。
普段、1両の列車しか走っていない路線ですが
レストラン列車になっているため珍しく2両編成。
ヒマワリ畑ととことこ列車。
渓谷の鉄橋を渡るとことこ列車。
路線沿いを走っていると
やがて行く着くのが油須原駅。
路線の中で一番レトロな駅舎が残るため
とことこ列車はしばらくこの駅にとどまるみたい。
タイヤの慣らしツーリングだったのに
ほぼ撮り鉄ーリングみたいになっちゃった。
第三セクターで細々と走っている路線の車両は
企業広告のラッピング車両以外はかなり色褪せちゃった
車両が多いのだけどとことこ列車は艶々した深い赤がすごく綺麗。
最初に列車に追いついた時に前を走っていた
ライダーさんもこの駅に居ます。
しばらく休憩をしていたら
とことこ列車が発車。
本当に撮り鉄みたいな写真で
今日のツーリングはおしまい。
(少女も撮り鉄さんみたいでした)
給油してガレージに帰ったら
タイヤの空気圧を再度確認して次回のツーリングに備えましょう。
新しタイヤでまたいろんな風景が
見れたらいいなと思った響の週末でした。