男池苔セラピー [トレッキング]
今日の響の休日は登山は暑くて無理なので
軽いトレッキング。

ときおり夏の青空が見えるだけで雲が多い日に
久しぶりにくじゅう連山の裾にある男池に来てみました。
森の中の川は湧水ががなれているため
1年中綺麗な水が流れていて半袖だとすこし肌寒いくらい。
本来なら湧水池から名水の滝まで散策できる場所だったのだけど
落石の危険箇所があって滝まで行けない代わりに
ちょっとだけ平治岳の登山道の序盤だけ歩いてみるつもり。
まずは苔に囲まれた原生林に顔出す
キノコ王国の住民達に挨拶。
よく見る奴もいれば
あまりみない奴も住んでいます。
これは初めて見たかも。
裏側が抹茶色。
抹茶に対して珈琲ミルクなキノコ ↓
珈琲の付け合せに合いそうな
お菓子みたいなキノコも。
焼き目に見えるよね。
大きさは一口サイズくらい。
食べると幻覚で異世界に転生されそうだ。
湿度100%の森の中で
この後も名前もわからない住民がいっぱい。
九州では少ないブナの木に
でっかいフリスビーが刺さってるようなキノコ。
あれを足場にして登れそうだし。
たぶんサルノコシカケだと思うけど
でっかいよね?
樹齢何百年の大木には苔もいっぱい。
その苔に中に大きな奴を
見つけた。
巨大なナメクジだよ。
ヤマナメクジだけどわたしの指より大きい。
ここからはタイトル通りに苔に癒されまくりましょう。
苔に囲まれた遊歩道を進むと
男池の湧水池があります。
ツーリングでも何度も来ていますが
変わらず綺麗な水が湧き出てる。
火山地形の中なため
渓谷のような川じゃなく底は火山灰などが沈殿した泥の場所が多いけど
水が綺麗なので清涼感満点でございます。
人の手も入ってないため
原生の森の雰囲気がそのまま。
男池のすぐ横には石を持つ樹。
今日もがっつり掴んでるよ。
この石を持つ樹の前には
たぶん男池周辺では最大だと思うケヤキの巨木があります。
森のパワーが詰まってる樹。
その森の主が守る苔の世界。
立ち止まって360度周っても
緑に包まれてる感がステキ。
きっと妖精がいると思うような
命の森です。
目で見て触って癒される1日でした。
で、登山道はほんの少しだけ上がってみたものの
景色は川沿いの遊歩道より良くないし天気も悪くなりそうだったため
ここで切り上げて帰り道に日田焼きそばを食べて帰還。
バイクじゃなくても九州Loveな
響の休日でした。
高原を歩こう [トレッキング]
5月最後の響の休日。
今日はツーリングでも登山でもない
ゆる~いトレッキング。
(散歩とも言う)
温泉の鉄分などの成分が流れ込んでいるため赤くなった川を渡って
大好きな長者原の蓼原湿原を歩きます。
ピンクのフワフワなシモツケソウが咲いてないかな~って
思ったけどまだ早かったらく蕾すら無い。
咲いてる野草の種類は乏しかったけど
ホオアカが綺麗な声で鳴いていました。
野焼で維持されてる草原の中の木道を進むと
原生林の入口で坊がつると自然探索路との分岐があるので
探索路側へ。
この時期にここに来たのは
野草も見たかったしエゾハルゼミの声を聞くためで
予想通りめっちゃ鳴いてる。
しかし赤松などの高い場所に止まってるためか
全然姿を確認できないよ。
お目当てのハルゼミは声だけだったけど
他の子は出てきてくれました。
綺麗なイトトンボと
セリ科の花にいるゾウムシのペア。
よく見ると小さなアリも蜜を食べにきてるようです。
湿原から出た後は普通の原っぱへ。
ヒメヒゲナガカミキリ。
ハルジオンに寄って来る
ヒラタアブの仲間。
ホバリングが上手。
同じくホバリングが上手なトンボ。
休憩中のヨツボシトンボだけど
そっと手を近づけると握手してくれた。
ちゃんと手を出してタッチしてくれてるよ。
池の近くにはコシアキトンボも休憩していました。
こっちは手を伸ばすと逃げちゃった。

やっぱり水辺は面白い。
水辺からいつもの散歩道に移動して
花の中を見てるとカナヘビがいました。
花によってくる小さな虫を狙ってるのかな?
黄色い花には黄色い
モンキチョウ。
目の色はキミドリだったのね。
花がいっぱいってことで
蜜を求めてブンブンと羽音を立てて花から花へと
一生懸命に蜜を吸う奴。
「オオスカシバ」
似てる虫でよりハチドリと同じようにホバリングして蜜を吸う
ホシホウジャクがいるけこのオオスカシバはちょこっとだけ
花に足を掛けて蜜を吸うのが特徴です。
毛並みの感じはこっちのほうがハチドリっぽくて
蛾の仲間とは思えない可愛さ。
そんな自然いっぱい花いっぱいの響の休日の
翌日はインドアで過ごす1日でした。

飛んで来たよ。
カバーをめくるとGPZ900Rが出て来た時は
声が出そうだった(笑)
以上、響の休日でした。