車で紅葉 [響の休日]
九州も山の上の秋も終わりどんどん下の方が
色付き始めた頃の響の休日。
ツーリング日和でもあるけど
今日はバイクじゃなくてかみさんと紅葉ドライブ。
車なので未知な山奥の探検とかせずに
普通に走りながら綺麗な場所があったら停まるスタイル。
なんとなく日田方面まで来たので
いいちこの工場の庭にお邪魔。
お酒を造る麹の香がする敷地の中に
綺麗に手入れされた紅葉の森があるのよ。
絶景ではないけど
タダでお庭を散策できる良いところ。
森の中の苔も良い感じ。
落ち葉も程よく拾われていて綺麗。
敷地内にはこんな茅葺の建物も。
売店の方へ行けばお酒の試飲も出来るけど
車なのでそのまま失礼して猿飛千壺峡。
周辺の木々が綺麗だったので
すごく期待して行ったけど豪雨の影響で紅葉はまったくダメでした。
木そのものが倒されてたり
腐葉土が流されて色付きが悪い状態みたい。
でもちゃんと紅葉祭が開催されていて
売店にはこんなセクシーダイコンも居たよ。
駐車場の横の田んぼには案山子がいっぱい。
その年の時事ネタで案山子を作ったりするところが多いけど
ここは定番のほっこり系。
猿飛千壺峡からは英彦山側へ走って豊前坊の
駐車場の楓群。
少し落葉してしまってるけど
まだまだ綺麗でした。
例年のように冷え込みが強くなく
どちらかと言えば11月なのに半袖で過ごせる日があるほどだったため
紅葉が綺麗な場所とそうでない場所で当たり外れがある感じ。
しかしなんで誰もおらんと?
いつもなら登山の車とかも
たくさん停まってるのだけど
かみさんと2人っきりで紅葉狩りをたのしめました。
帰り道のついでに
英彦山の花見岩公園。
ぼんやりと霞んだ日だったけど
それなりに綺麗じゃないか。
公園と名が付くけど岩に手すりがあるだけの
落ちたら怪我する自己責任重めの公園。
ツーリングではなんども寄っていた場所だけど
かみさんを連れて来るのは初めて。
のんびりと山ばかりの風景を堪能。
こうして紅葉ドライブをして過ごした週末ですが
翌週は福岡のHYODにインナーグローブを買いに行ったついでに
九大の森に寄り道。
九大の森と言えばはラクウショウ(沼杉)が有名ですが
池の水が減水してて木の根元が水没していないため
いまいちな時期ですが紅葉が綺麗かもしれないと思って寄ってみたよ。
紅葉はすこーし早かった?って
タイミングで水没してないため
地面からニョキニョキでてる気根がいっぱい見れました。
メタセコイアも近い種類なため同じような気根が見れるけど
ラクウショウの気根はニョキニョキの数が半端ない。
ちょっとした寄り道でしたが
森の中を歩くのって気持ちいいね。
そんな秋、真っ盛りの響の休日でした。
俵山に登ろう [登山]
ツーリングじゃなく今日はヤマノボリで
阿蘇です。
南阿蘇橋から見る
新阿蘇大橋と阿蘇長陽大橋。
深ーい渓谷を越えて南阿蘇へ向かったら俵山峠へ。
峠のピークにある駐車場に着くと
ほぼ満車状態でした。
車を止めて着替えたら
俵山に登るよー。
くじゅう連山方面はこの日が一番紅葉が綺麗だと思いましたが
前回のツーリングの帰り道にくじゅうの紅葉は眺めたため
今日はまだ登った事の無い俵山にしてみました。
はっきり言ってあまり下調べしてないため
どんくらいキツイとかまったく分かんないままスタート。
いつもそうだけど登り始めって息が切れてすごくキツイ。
でも駐車場から見えていた草原の山より
高く登って来ました。
立ち止まって息を整えてると
地面に綺麗な奴を発見。
宝石みたいに綺麗なセンチコガネ。
ウンコ大好き昆虫だよ。
それと阿蘇方面の草原には必ず咲いている
リンドウ。
元気をもらえる。
最初の急登を登ると緩い草原に道になります。
すこし進むと登山らしい
森の中。
しばらくこんな杉林を進むのかな?と思ってると
こんな分岐が。
一般コースは階段地獄。
迷わず迂回コースへ回ると
こんな紅葉の中を歩けました。
標高がくじゅう連山より低いため色付きはまだ先のようだけど
中腹まで登るとポツポツと綺麗な木々が増えてきます。
木のトンネルもあるぞ。
やっぱり自然の中って最高に気持ちいい。
尾根道を歩いていると時々見えてくる
眼下の風景もすばらしい。
阿蘇の南外輪山が一望。
さらに進むと俵山の核心部だと思う
最後の登りが見えて来た。
登りが始まる
平坦な笹の道で息を整えます。
では、核心部に取りつきましょう。
特に凄い急登でもないのだけど
どれくらい登るのかまったく知らないため
果てしなく感じたよ。
クマ笹のトンネルを抜けると
目線の高さに青空が広がり
足早に進むと頂上でした。
到着直後は登山客でいっぱいだったけど
入れ替わるように人が去ったところで俵山山頂。
俵山、1093メートル登ったぞーー。
では、山頂の良い場所には先客様が
居たので少し戻ったところでランチタイム。
雲仙岳や天草を見ながら食べる
おにぎりは最高。
食後のスイーツでバームクーヘンを食べた後は
大好きな淹れたて珈琲タイム。
ホット珈琲をちびちび飲んでのんびりしたら
下山しまーす。
浮いたまま来た道を戻っていると
阿蘇のカルデラが目の前に広がります。
景色を見たいけど下りは地面も見ないといけないため
転ばないように地面に集中して下山完了。
一般的に山頂までの所要時間は90分らしく
単純にランチタイムも加算しても3時間ちょっとの所を
ほぼ4時間かけて遊ばせてもらいました。
たまにはバイクじゃなく
自分の足で阿蘇を楽しみつくす休日も良い物だ。
次はどの山に登ろうかな?
コスモスに始まりコスモスに終わった響の週末 [ツーリング]
車でドライブの響の休日。
まだアチラコチラでコスモスが咲いていた10月半ばに
かみさんと長崎県の白木峰高原のコスモスを見に行ってみました。
親戚のお墓が近くの諫早市内にあって
その管理も兼ねて来てみましたが
良い時期に来れたかも。
上から見た時は花が全部斜面の下側を向いているのがちょっと残念でしたが
あたりまえだけど下から見るとみんなこっちを向いてくれています。
コスモスの背景に雲仙普賢岳。
高原からだと間に諫早湾もあるのに
すごく近くに感じます。
寒くなる前にいっぱい蜜を集める
蜂たち。
虫たちを追ってると
こんな花を見つけた。
新品種?
めっちゃ可愛い。
そんな花に囲まれる休日でしたが
翌日は茜ちゃんのスマホホルダーの交換。
実は前回の大入島ツーリングの初日の高千穂で
デイトナのスマホホルダーの3点保持のうちの
一番折れちゃいけない場所の爪が折れちゃったのよ。
シリコンの輪っか(スマホの命綱)をちゃんと
上下に付けていたので落とさずに済みましたが
信頼していたメーカーのやつだったのでびっくり。
振動劣化か?
バイク用なのに?
なので島を巡っている時は
コンビニで買ったヘアゴムで命綱の補強をして使用していました。
画面が見にくいったらありゃしねー。
Kaedear(カエディア)のホルダーを着けようと思いましたが
未装着の時の存在感があり過ぎてレンタルバイク用に買っておいた
同じデイトナのホルダーを着けて完了。
今度は折れないでちょーだいよー。
茜ちゃんをガレージから出したついでに
冬を前にオイル交換もしちゃう。
個体差かと思うけどホンダ純正のG1オイルはニュートラルに入り辛いため
安定のモチュールに戻って来ました。
10Wー40じゃなく寒い時期になるのを考えて
10Wー30にしてみます。
こうして茜ちゃんのメンテもしていつでも乗れるようにしてた
そんな時に銀ガメ号さんの整備が終わったという連絡を受けました。
大阪でトラブった後に九州まで陸送してもらい
不具合場所を交換してもらってようやく迎えに行けるわけですが
ショップまでバスと電車と徒歩で行かないといけないのよ。
う~ん、そんな時はご近所さんに頼んじゃおって事で
ラインでお伺いしたらこうさんが車で送ってくれたよ。
もちろんもちっこさんもとのじんもくっついて来るわけで
お昼のランチやライコランドや2りん館巡りをして最後にBMWのショップへ。
燃料漏れの箇所はやっぱりタンクからインジェクションまでの
パーツの劣化で無料で交換してくれました。
(陸送代も保険でタダ)←保険に詳しいせっちゃんのお陰
送ってくれたこうさん達にお礼を言って
家に帰るわけですが
そうだ、ガソリンが漏れたままずっと修理まで放置していたんだから
入ってないんじゃねーの?と思い
ガレージに戻る前に給油。
12リットルくらい入った。
前回の満タンから北九州のフェリーターミナルまでしか走ってないのに(泣)
せっかく給油もしたことだし
ガレージに戻る前にちょっと軽く走ってみました。
だって、フェリーターミナルまで乗ったのが
最後だもん。
走りたいよ。
とは言ってももう夕方なので
遠くは行けないため
鞍手町のコスモス田んぼへ。
田んぼにコスモスが咲いてるだけだけど
今年見たコスモスの中で一番の密度で咲くコスモスだったよ。
マイナースポットなので
誰もおらん。
(夕方だからか?)
銀ガメ号さんとコスモスを独り占めしたら
寒くなってきたため帰ります。
ガレージに戻ったら
久し振りにわたしの相棒たちが勢ぞろい。
一度に乗れるわけないけど
やっぱりガレージにはこの顔ぶれが揃ってないと寂しい。
さぁ、今年はあと何回乗れるかなー?
ツーリング2日目(ひょうたん島に上陸編) [ツーリング]
【ツーリング1日目はココから】
<・m= チュンチュン
Σ・w= チュンチュン
おはようございます。
佐伯市内で目覚めるツーリング2日目。
今日は佐伯港から出る1便のフェリーに乗るため
のんびりな朝でございます。
1便が7:15って事でホテルの部屋で
前日にコンビニで買っていた朝食を食べて
ホット珈琲で朝のルーティンを終えてから
ゆっくりと港に向かうとフェリーが入港してきました。
瀬戸内海でよく見る後ろも前もあまり関係ないような
可愛いフェリーと同じ形だ。
待合室の中でバイクと私を合わせて
400円のチケットを買って乗船。
(安い!)
向かうのか佐伯湾の中にあるひょうたんの形をした
大入島(おおにゅうじま)
ちょっとひょうたんと呼ぶには
苦しい形だけどクビレで上下に分かれたような島が
今回の旅の舞台。
久し振りの大好きな島ツーリングの始まり。
穏やかな湾に船の軌跡を残しながら
非日常の島旅へ。
と、すっごくワクワクな船旅の様に書いていますが
なんとたった7分程度で付いちゃう島なんだよね。
とは、言っても
初上陸の島はワクワクする。
案山子に大歓迎されながら上陸したら
島ツーリングの決まり事になっている時計周りで
島を巡りましょう。
たった7分ので着いちゃうくらいだから
対岸に見えるのは本土です。
まずは島に上陸して最初に寄るのは
港のほど近くにある産霊神社。
龍の彫刻がかっこいい
神社で島にお邪魔させてもらった挨拶を。
高台にある境内からは
穏やかな佐伯湾が見えます。
産霊神社を出て
すこし走るとマップになにも情報も無かった
アコウの木を見つけてしまった。
「大入島のアコウ」(勝手に命名)
巨木ではないけど
土台の石垣を根が飲み込みかけている
将来有望の株だよ。
やっぱりわたしはアコウの木から
呼ばれているようだ。
さらに先に進むと
カンガルー公園があります。
南国風な園内の芝生の中に
ぽつんとカンガルーが。
オーストラリアのグラッドストン市と
友好の証としてこの公園が作られたんだって。
アボリジニーアートが施されたポールと
カンガルーと響。
のんびりと過行く島時間。
と、こんな感じで絶景など
特に盛り上がりもなく時々出現する
ちょっと歴史のあるスポット。
「神の井」
神武天皇が東征の途中で立ち寄った場所で
「水よ出でよ」と告げると真水が湧き出たらしい。
その不思議スポットに至るまでの道が
すっごく気持ちよかった。
高い堤防で遮られることがない
海が近い道。
湾内側は波が無いためか
こんな養殖筏がいっぱい。
島らしくイソヒヨドリもたくさんいるよ。
もちろん島でも隧道が好きだのスポットも。
ひょうたん形をした島の
一番くびれたところを通るトンネル。
入口はお化けが出そうな雰囲気だったけど
ちゃんと現役。
島は大きな湾の中にあるものの
外海に面してる方へ出ると海の雰囲気も変わってきました。
船の乗客のほとんどが釣り人だったくらいだから
全部良いポイントだらけに感じる。
そんな色んな魚が釣れそうな磯場に
こんな岩があります。
普通の岩に見えるけど
ちゃんと停まって見ると万葉集の一文が書かれた
岩があるんだよ。
「紅に染めてし衣雨降りてにほひはすともうつろはめやも」
万葉集の書かれた岩の先にはいままで
湾の中にいたため見えなかった水平線。
島の先端を回っても美しい海岸線は続く。
つづくクネクネ道の途中で
何気なく停まった場所。
水が綺麗だなーと思って眺めてるのだけど
あの白いのは何?
何かの集まりか?
近付いて見ると・・・
小さいミズクラゲの集まりみたい。
赤ちゃんとまで行かないけど
500円玉大の小さなクラゲが集まって
白い塊になってたよ。
海が豊かなんだろうね。
島の後半・・・
途中ポツポツと出て来る小さな漁港。
漁港のある集落の路地がまた
素敵なのよ。
住んでるとなんでもない路地の風景かもしれないけど
石垣に座って井戸端会議が似合う路地だ。
そんな集落のある漁港に
必ずいる子たち。
漁船の中で海産物の選別作業を
じっと見つめる島猫たち。
あ、気付かれた・・・
島猫から見送られながら
先へ行くとまた隧道。
島を形成する岩盤を
くり貫いた隧道は荒々しくてカッコいい。
連続した隧道で
距離は短いけど内部のデコボコが凄い。
削ったというより割ったような表面。
隧道は荒々しかったけど
そこから見る海は穏やかでした。
ずっと海の底が見える。
こうして海をボーっと眺めて過ごせるのも
島ツーリングの好きなところ。
最後は島にあるべき物へ。
小さな砂浜を歩くと
小さな階段が出現します。
それを登ると灯台だよ。
名前がカタカナなのが可愛い灯台で
お歳は私とほぼ同世代。
小さな灯台だけど
青空に映える灯台をみたら帰りのフェリー。
また400円のチケット買って
短い船旅を楽しみましょう。
楽しい島ツーリングが終わる・・・
でも、
ツーリングは終わんない。
佐伯港で九州本土に戻ったら
佐伯郊外へ出てk36で床木ダムへ向かいました。
そのダムに何があるかと申しますと
これ ↓
遠い?
これ ↓
ヒビッキーと床木ダムの河童。
「1日1カッパ」
たまたま草刈りされた直後だったらしく
河童まで行けたけどそれまで藪の中だった河童と響とヒビッキー。
んじゃ来た道を戻って臼杵までR10を走ったら
R502に入ります。
島とはまた違う快走路をしばらく走ると
目的地。
欄干の丸みがすばらしい
虹潤橋。
大分県にあって
ちょっと熊本県でよく見る形の石橋です。
現在は車両は通れないため
押して渡らないといけないけど文化財に触れれる
素敵なスポットなのでした。
石橋の次は鉄の橋。
撮り鉄の定番の百枝トンネル。
あ、列車待たないよ
お腹空いたし。
道の駅きよかわで大分らしく
とり天を食べたら行きたかった隧道探し。
マップ通りに行ってもまったく見つかんない
難易度高めの隧道でしたが
ちびっ子バイクの小回りを最大限に生かして発見。
ここ、凄っ!
深い切通しから隧道に至るまで
最高に素敵な隧道ではございませんか。
見るからに狭い道幅は
かつては森林鉄道の跡だかららしい。
むき出しの地層から
トロッコ列車サイズの隧道が異世界感いっぱいで
私のテンションはマックス。
いや~、最高の探検だったよ。
では、ここからは茜ちゃんでも日帰りツーリングで来れる
エリアに入るためプランニングもしてないし
適当に気分に任せて帰る方向へ走りましょう。
R422で瀬の本高原方面へ走っていると
真正面にくじゅう連山が見え始めます。
山が綺麗だったので
より綺麗に眺めれる草原の中を走ってみよう。
グライダー発着場。
今日はフライト中だったため
停めれずにスルー。
停まれないけど
この風景を見ながら走る事は至福の時間だよ。
ススキとまだうっすらと緑が残る牧場。
グライダー発着場の広い草原を楽しみましたが
停まれないのはやっぱり勿体ない気持ちになったため
わたしの好きな草原の道へ移動。
草原からは阿蘇の涅槃像が一望。
その草原の中にある一本道。
ますます九州Loveになれるところ。
周りの木々の紅葉はまだだけど
山の上はもう綺麗に色付いてるみたいだね。
秋晴れで今日登ってる人はきっと
絶景を楽しめたことでしょう。
ツーリング中なため流石に登山は無理だけど
雰囲気だけでも楽しむため
牧ノ戸峠に登ってくじゅう連山の登山口で紅葉を
眺めてみました。
う~ん、ステキだ。
登山口でこれだけ綺麗って事は
標高的にこの周辺が一番綺麗な時に来たかもしれない。
例年なら沓掛山くらいまで登ってみたりするのだけど
今日は流石に1泊ツーリングの帰り道なので
体力的に登らず下から観光。
自然のままの木々が色付くくじゅうの秋。
三俣山が見える場所から。
周辺を囲むススキがキラキラしてて
綺麗でした。
九州の秋、最高!
ヒャッポーー!
では、島も山の紅葉も楽しんだし帰りましょう。
まだ明るい時間に立ち去るには後ろ髪を引かれるところですが
秋の日暮れはびっくりするくらい早いため
もう帰っちゃうよ。
四季彩ロードの途中からR387へ抜けて
玖珠町を抜けます。
明るい時間に野峠から英彦山を下って
わたしの庭に入る頃に夕焼けの時間になりました。
2日間わたしを照らしてくれてありがとう。
ガレージに戻って
遠征用のバッグから何時もの可愛いバッグに積み替えて
チェーンの注油をしてわたしの島ツーリングはおしまい。
それでは長らくのご乗車ありがとうございました。
またのご乗車をお待ち申し上げます。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
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ツーリング1日目(天孫降臨の地でオブジェ巡り編) [ツーリング]
響のツーリングの朝は早い。
(寒くなると遅くなるけど)
夜明けの空気は清々しい・・・・と言うか
もう十分にさみーよ。
10月の中旬をすこし過ぎた頃の早朝ですが
寒気も入ってる予報も出てるため
晩秋から初冬にかけて着るジャケットをチョイス。
夜明けとともに出発したツーリングですが
早朝のコスモスが朝陽を浴びて綺麗だったので
まだスタートしたばかりなのに寄り道。
道の駅のコスモス園なので
普段なら観光の客がいっぱいいるのだけど
朝が早いので私だけ。
寒気が入ってキンとした空気に包まれた朝ですが
朝陽を浴びるコスモスを見てると暖かい気分になれます。
んじゃ、ツーリングしよっ。
再び走り始めたところで今回のツーリングのプランの説明ですが
週末を使って宮崎県の延岡経由で
大分県の佐伯まで走って1泊するツーリングしようと思います。
阿蘇を抜けていくプランにしたため
小石原の峠を越えますが気温8度の中を走ってると
霧の中へ。
体感温度がまた下がる。
ちょっと前まで暑くて涼しい時間だけ走っていたのに
あー、冬のツーリングってこんな感じだったなーと
思い出すような冬の香を感じながら一番寒い峠を越えました。
ファームロードを走る頃には
陽も高くなって心地よく走れるように。
寒気の影響で雲が多めながら
やっぱり阿蘇の風景は爽快。
上空に強い風が吹いているのか
わたしの頭上の雲たちが草原の風を揺らす方向と同じ向きに流れていく。
風車の無くなった産山牧場を抜けて
波野の広域農道へ。
どんどん南下するにつれて
雲が減って青空率が高くなっていく。
広域農道を抜けてR325のループ橋まで来ると
神々が降り立った天孫降臨の山々が見えて来た。
自然いっぱいの阿蘇とはまた違う
山の魅力がギュッと詰まったエリア。
そして茜ちゃんで初の
宮崎県でございます。
宮崎県に入ると本日最初の高千穂らしい
オブジェがお出迎えしてくれます。
踊りが上手な天宇受売命(アメノウズメ)
岩戸に引きこもったアマテラスさんを
岩戸から引っ張り出した立役者の2柱。
(岩持ってるのは天手力男命)
今日はちびっ子バイクなのでバイパスじゃなくて
旧道へ。
対向車に田舎のスーパーカー。
旧道を走っていると
本日2箇所目のオブジェ。
銭湯の主と二頭身のウルトラマン。
昔はガンダムも居た記憶があるけど
今はこの2つだけになっています。
このオブジェから少し走ると高千穂と言えばココって場所に
寄ってみました。
今回は初めて一番有名な場所からじゃなくて
遠い側から渓谷へ入って見ました。
戻ってくるのが心配になるくらい
かなり谷に向かって下ったら
高千穂峡らしい深い渓谷に辿り着きます。
本来ならこんな渓谷沿いを歩ける遊歩道があるのだけど
災害復旧工事中らしく車道で迂回して
真名井の滝の方まで行くと湧水の池にチョウザメが泳いでいます。
観光客が餌をやるためか以前に見た時より
でっかくなってる気がする。
滝付近は観光地なため売店もトイレもあることもあって
すこし休憩してから真名井の滝。
高千穂で一番有名な場所じゃないでしょうか?
めったに観光地にツーリングで来ないのだけど
やっぱり有名になる理由がなっとくの渓谷美。
深い谷は貸しボートで遊覧できますが
下手くそが操船すると滝の下に入ってびしょ濡れになるんだよ。
すこし眺めてみたけど
誰も滝の下に入りませんでした。
(びしょ濡れになればいいのに・・・)
来た道を戻って再び柱状節理の谷。
そこから目線を上げると
3本の橋が同時に見れます。
一番下の石橋も含めて
全部アーチ構造の橋だよ。
あー、あの橋の高さまで登らないといけないのかー。
(茜ちゃんは橋の袂のパーキングに停めてる)
朝は冬を思い出すほど寒かったのに
登ると朝の寒さが恋しいくらい汗をいっぱいかいちゃった。
では、ここまではナビも見ずに
フリーで走って来ましたがここからはプランに沿って
散策開始。
プランに入れてないと一生走る事は無かったような
マイナーな道に入ってしばらく谷を下ると目的地の
隧道が好きだのポイント。
照明もあって普通に使われているトンネルですが
河岸段丘の崖にあるというのがそそられる隧道なのです。
「岩、くり貫いてます」感が素敵。
しかも2連の隧道なので
こんな仕掛けも ↓
たぶん、反応しない(笑)
反対側まで行くと
内部のデコボコが残されていて違うトンネルみたいな演出。
天岩戸にほど近いところに
こんな素敵な隧道があるなんて天照大神様のお陰か?
岩戸川が削った崖を再び戻って岩戸神社方面へ。
まずは岩戸神社東本宮。
素敵な階段のある東本宮ですが
私が会いに来たのはアメノウズメノミコトのオブジェ。
この鈿女さん
近付くとセンサーで回り始めるため
ジドリ泣かせな鈿女さんなのでした。
(10秒後に良い角度になる調節が難しいのよ)
次はすぐ近くにある岩戸神社の
アマノタヂカラオノミコト。
「パワー!」と叫んでいます。
岩戸神社からはk7でどんどん山の中へ。
どの家もポツンと系な家ばかりの先にあるのが
落立神社。
岩戸五社に含まれる神社で
ここにも神楽のオブジェが。
サポート系の神様で
思兼神(思兼命)と言いまして
オブジェは「ねー、赤と黄色、どっちのボールが良いと思う?」と
おっしゃってるように見える。
本当は天岩戸神楽の
「思兼命が天照大神の神手を取りつれ出し給う舞」
落立神社からは
さらにk7で山奥へ。
見えて来る風景も
どんどん秘境感が増してくるぞ。
大分県の県境付近で災害のため通行止になるらしいけど
その手前で鉾神社に到着。
ここの神楽オブジェは
逆さま。
曲芸してる?
八鉢と言うらしく
てげキツそうなポーズは
スサノオノミコトが嫁を迎えて喜びの舞なんだって。
(※てげ:宮崎弁=すごい)
おねーちゃんを岩戸に引き込まらせた
暴れん坊が落ち着いてくれるんだから
そりゃみんな喜んだ事でしょう。
逆さまな神さまの後は
ルートも逆さまにして戻った所にある上岩戸大橋を渡ります。
絶景な橋を渡ったら
谷の対岸の集落の道を走る。
茜ちゃんでのんびり走るのに最高の道だ。
そんな長閑すぎる景色を見ながら着いた
岩戸神楽のオブジェは目力強め。
睨んでると言うよち何か我慢してる顔?
そりゃ、そんな重そうなもの持ってるから。
腰やっちゃわないか心配になる。
「大玉命が香久山より榊をひき来り岩戸の前に
飾り給う舞」
今日は神様に会いまくりの1日だ。
と、言いつつまだつづくけど。
いやしの風景もまだ続き
わたしのツーリング史上最高に平均速度が低い
ツーリングになりそうだ。
こんな迂回路もあって
飛ばしたくても飛ばせないけどな。
ランチを食べるなら
そんななんでも無いような風景の中で食べたいなーと
思ってたいたのでちょうど良い。
今日のランチはココとするっ!
って、どこじゃ?
後日同じ場所に行ける自信が無い
適当な棚田のてっぺんでランチを食べたら
岩戸神楽の最後はこちら様。
こわっ!
ほぼ鬼。
怖い顔の神様は
今日、宮崎県に入って最初に見たオブジェの
天手力男命。
「手力男命大幣をい以て天照大神の御岩屋を
探り給う舞」
何故か鶏を従えてる。
天手力男命がいらっしゃる石神神社からは
こんな風景が見れます。
人々がこぞって訪れる絶景より好きな絶景。
ここでひとまずわたしの岩戸神楽オブジェ巡りは終わり
延岡方面へ向かい走り出します。
R218は高速の無料区間があるため
前半はほぼ貸し切り。
道が合流し交通量が増えそうなところで
わたしは谷底の道へ移動。
日之影の谷の道を走ると
出会うのが猫バス。
可愛い苔アート。
本当に見えないだけで
猫バスが普通に走っていそうな場所なのよね。
引き続き渓谷の道を走ると
廃線日之影線の鉄橋が見えて来ます。
廃線になってるけど
カッコいい橋。
本来ならそのまま上の国道と並走できていたのだけど
途中で全面通行止の看板が出ちゃったため
上の国道を走ります。
走り続けると
渓谷だった川がどんどん緩やかに。
延岡市に入るものの
市街地を避けてR10へ。
k16からR10に入ると
後は佐伯市まで走りっぱなしだよ。
国道だけどまるで広域農道のように
誰も走っていない気持ちのいいクネクネ道が延々と続きます。
1時間ほど自由に走り通したら
本日最後のオブジェ。
岩戸神楽のオブジェが最後と書いただけで
本当のオブジェ巡りのラストはカブトムシだよ。
直川かぶとむしの湯の案内板ですが
リアルで巨大なカブトムシがシンボル。
西日を浴びるカブトムシを見たら
佐伯市の市街地にあるホテル。
こんな可愛い絵が描かれたホテルに
お世話になりました。
夜はシャワーを浴びて地の物を求めて街ブラ。
ひとまず「カンパーーイ」
佐伯港で水揚げされた魚と
大分県らしい鶏でビールが進む。
しめで飯物を頂き
ツーリングの1日目はおしまい。
ではおやすみなさい。
[2日目につづくかも]
↓ 押してくれると2日目も頑張れる気がする ↓
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タイヤ交換からのツーリング [ツーリング]
今日は茜ちゃんのタイヤ交換。
今迄履いていたダンロップのK180のリアタイヤが
まだ2回ほどツーリングが出来そうですが
わずか2775kmで交換となりました。
コスパわるーーーっ。
山が残ってても時々ズルっとなっちゃうためギリギリまで使わずに
早々に交換します。
色々試して一周回って
純正タイヤに戻って参りました。
新品タイヤに安全のおまじないの儀式をしたら
まずは自分の慣らし。
手短なクネクネ道で
今迄のタイヤで付いてしまった
乗り方の癖を取っ払いましょう。
やはり純正のビーラバーがブロックタイヤの中で一番
ロードタイヤのフィーリングに近くヒラヒラ走れます。
乗り方の感覚が戻ったところで
本当のタイヤの慣らしへ。
青春の門の舞台からスタート。
(判る人だけ判ればいい)
香春岳からアグリライン。
大分県に入ったら
この時期の恒例のスポットへ。
コスモスだらけの三光村コスモス園。
年々細い路地ですら入れず自由に見れなくなっているため
端っこで眺めるだけ。
今年は段々畑のエリアと平地のエリアがくっついているため
例年より広大に感じる。
コスモスだらけの中で
ホウジャクが一生懸命蜜を吸っています。
ピンクの花は無視して
白花だけを狙って吸ってるみたい。
花と虫で癒されたら
食材になる花でも癒されましょう。
蕎麦の花が咲く小路を走って
そば畑の中。
背後には古羅漢の岩山がドーン。
う~ん、美しい。
その奥に羅漢寺と言う耶馬渓の観光地があるのだけど
わたしはその先に道がずっと前から気になっていたので
探検しまーす。
絵に画いたような日本の田舎の風景の中を
しばらく走ると民家も無くなりいよいよ山道の探検の
始まりかと思ったら・・・
まぁ、そんなものか。
んじゃ、タイヤの慣らしと言うか
もう消耗域に入ったため帰る方向へ。
あ、その前に・・・
青の洞門の近くの沈下橋。
タイヤの慣らしと言うこともあって
駆け足のようなツーリングでしたが
ここでちょっと休憩。
すこし遅いランチを沈下橋に座って
足をブランブランさせながら頂いちゃう。
座ってる沈下橋の背後には
美しい石積みのアーチ橋もあるよ。
「羅漢寺橋」
袂ではアオサギが寛いでる。
こんな風景を見ながら
食後のコーヒーを飲んだら再びアグリラインへ。
犀川まで戻って来たら
メインの道から外れて
脇い道へ入るとちょうど平成筑豊鉄道の特別列車のとことこ列車が前を走ってた。
普段、1両の列車しか走っていない路線ですが
レストラン列車になっているため珍しく2両編成。
ヒマワリ畑ととことこ列車。
渓谷の鉄橋を渡るとことこ列車。
路線沿いを走っていると
やがて行く着くのが油須原駅。
路線の中で一番レトロな駅舎が残るため
とことこ列車はしばらくこの駅にとどまるみたい。
タイヤの慣らしツーリングだったのに
ほぼ撮り鉄ーリングみたいになっちゃった。
第三セクターで細々と走っている路線の車両は
企業広告のラッピング車両以外はかなり色褪せちゃった
車両が多いのだけどとことこ列車は艶々した深い赤がすごく綺麗。
最初に列車に追いついた時に前を走っていた
ライダーさんもこの駅に居ます。
しばらく休憩をしていたら
とことこ列車が発車。
本当に撮り鉄みたいな写真で
今日のツーリングはおしまい。
(少女も撮り鉄さんみたいでした)
給油してガレージに帰ったら
タイヤの空気圧を再度確認して次回のツーリングに備えましょう。
新しタイヤでまたいろんな風景が
見れたらいいなと思った響の週末でした。
くじゅう連山の麓でウォーキング [響の休日]
彼岸花も萎れて
朝晩が寒くなってどんどん秋になっていく
そんな週末に森の中は流石に紅葉はまだ早いけど秋らしい奴がいっぱいの所へ。
今日は健康のためにキノコが元気な森の中で
ウォーキングします。
本当はそろそろ登山再開のシーズンなため
フラットな森の道を歩いて足を慣らそうというのが目的。
やって来たのはわたしのウォーキングの定番スポットの
くじゅう連山の麓、長者原の蓼原湿原。
日差しが強いものの
高原を抜けて来る風が気持ちいい。
半袖のパーカーを羽織るくらいが
ぴったりな気温の中を歩いて原生林の中へ。
雨が少ないためか
森の中の地面をびっしり覆う山苔も
ちょっと乾燥気味。
なのでキノコは思ったより少なめ。
棚田みたいなキノコ。
蓼原湿原の原生林の中には
あまりキノコは無かったけど木漏れ日に反射する
蜘蛛の巣が綺麗でした。
CDの記録面みたいだ。
では、すこし移動して
男池へ。
ここは湧水があるため
いつ来ても水が綺麗だ。
湧水の綺麗な川が森の中を流れているため
湿度も適度に保たれているためか
キノコがいっぱい。
名前はしらんけど
キノコを見るのは楽しい。
ホワイトチョコ味がしそうなキノコと
ココア風味のキノコ。
小さいけど
キノコらしい形が可愛い。
散策の最期は
男池の原生林の中で一番大きなケヤキの巨木に挨拶。
帰る前に長者原に戻って
メニュー名はとり天だけど美味しい唐揚げを頂きます。
歩いた分のカロリーを取り戻して
翌日はかみさんと大分県の日田市へ。
日田の醤油を買いに来ただけですが
ランチを食べた日田焼きそばの椿亭には
進撃の巨人作者さんのサインがいっぱい。
(日田市が出身地なの)
醤油を買ってランチを食べた帰り道に寄った
道の駅で龍のこん棒なるやつを見つけたよ。
たしかにこん棒になりそうなくらい
かっちかちに硬いし形はこん棒になりそうなくらい持ちやすい。
ヘチマの一種らしいけど
売ってるの初めてみたよ。
食べれないので観賞用かな?
同じく道の駅でかみさんが
買ったカプセルトイ。
サメ猫。
クリップになってるので
職場で使うらしい。
そんな響の休日でした。
初秋の竹田ツーリング [ツーリング]
さぁ、走ろうか。
夜明け前ですが朝活じゃなくて
まるっと1日遊んじゃうツーリングだよ。
相棒は茜ちゃん。
と、言いますか
まだ銀ガメ号さんは大阪にいらっしゃるので
茜ちゃんしかいないけど。
6:30に香春のRにご近所さんたちに集合を掛けたため
そこへ向かっているわけですが
夜明け前の朝焼けの雲が綺麗だ。
良い天気になりそう。
香春のRのコンビニで朝食を食べてると
みんな揃ったのでツーリングしゅっぱーーつ。
何時ものメンバーを引き連れて
今日の行先はアチコチ寄り道しながら大分県の
竹田方面へ行ってみるつもり。
メッシュジャケットだけだと朝は寒いため
インナージャケットとアウターのウインドブレーカーを着て
ファームロード。
数日前まで朝でも蒸しムシするような
夏を引きずったような気候だったのに空気が一気に秋に入れ替わったようで
空が澄んでて気持ちがいいため急遽、草原テラスへ。
草原の行き止りまで行くと
ヒャーーーー。
雲海無いけど遠くに阿蘇五岳が見えて最高の眺め。
行き止りからは
山全部が牧場の風景が。
行き止りでUターンしたら
草テラスの下のスペースにバイクを停めましょう。
テラスへ上がると
知らない間にこんな椅子みたいなのが増えとる。
ベッドか?
まぁ、なんでも良いやと思えるくらい
気持ちいい眺め。
テラスから振り返ると
青空バックの草原。
秋の草花に切り替わろうとしている草原へ上がると
さらに眺めが良くなります。
思い付きで寄ってみたけど
来てよかったな。
香春のRで集合写真を撮り忘れちゃったため
ここで集合したら先へ。
草原を下ってると
羊の群れがいました。
登る時にヤギと思ってスルーしてたけど
インカムで会話してると羊だって言うので停まって見たら
羊やった。
羽毛用なのかジンギスカン用なのか?
羊の群れからは三愛レストハウスでトイレ休憩したら
やまなみハイウエイ。
今年は初めての秋晴れと言っても良い日のため
バイクや観光の車が多いけど
タイミングが良かったのかほぼ貸し切りで走れた。
何度も何度も走ってる道だけど
走り飽きない道だ。
トイレ休憩をした三愛レストハウスで
アウターも脱いでメッシュジャケットで
秋の空気を全身で浴びています。
寄り道が多いわたしのツーリングですが
ここでは停まらず走りっぱなし。
阿蘇の外輪山の端っこまで走ったら
わたししか選ばないようなほっそい道で停車しまーす。
小さなバイクじゃないと走れない
穴場的な道でございます。
(実際に道には穴がいっぱい空いています)←アスファルトがハゲハゲなの
まだ夏のままの緑の草原と
秋のススキの風景が入り混じる草原の一本道。
素敵な小路から抜けて波野方面へ。
波野からR57に出て彼岸花を見るために
七ツ森古墳群へ来てみたら・・・
咲いているのは周辺の田畑の畔だけで
群生して咲いているはずの古墳群の中には
数輪しか咲いてないよ。
いままでこんな事なかったくらい
異常な年を引き当ててしまったらしい。
そんなニュースになるようなレアな年に行けたとポジティブに捉えて
さっさと違う場所へ移動。
走った事のない
マイナーな道を進んでこんな場所へ来てみたよ。
古川洞穴遺跡。
蛇が出そうな道をすこし入ると
こんな岩がせり出した場所に出ました。
遺跡のはずだけど
なんだか石仏がならぶ信仰の場みたいな感じ。
岩の洞窟の入口には
イケイケな布袋様。
この指とーまれ。
ツーリングでここに来る人なんて居ないと思えるような
超マイナースポットでしたが
なかなか凄い地形の場所でした。
しかしこの古川洞穴遺跡を出てから発見した
隧道がもっと凄かった。
遺跡を出て少し走ったところで
森の中に荒れた道があってその奥を見ると
隧道っぽいのを見つけたので急遽寄ってみたらこれだったよ。
廃道になってるらしく
隧道の中は染み出た山水と泥でグチョグチョ。
徒歩で反対側へ行くと
まるで洞窟のような坑口じゃないか。
こんな発見があるから
「隧道が好きだ」は止めれられない。
発見は嬉しいけど電気もなんにもなく心細くなりそうな場所なので
みんなと来てて良かった。
隧道が好きだなんて言ってるくらいだから
爆光ライトは常備。
こうしてみると軽自動車がギリギリ通れそうな大きさに見えるけど
人が立つとでっかい。
なんか神秘感漂う
凄い隧道探検でした。
名前わかんないので
地名の古川隧道とでも呼んでおこう。
んじゃ、次の目的地へ。
10分ほど彼岸花の咲く長閑なな道を走ると到着。
柱立神社ですが見たかったのは
拝殿横の巨石。
鶴原のメンヒルと言い地元では
陽石と呼ばれ巨石信仰の対象になっているようです。
実際は阿蘇の溶岩が由来ですが
巨石が寄り添うように立ってるのが不思議。
パワースポットの石にペタペタ触ったら
お腹空いちゃったためこうさんの先導でランチへ。
スロウビートにお邪魔して
パスタを頂きました。
若干お転婆な看板猫と・・・
食後の美味しいコーヒーで・・・
楽しくランチタイムを過ごした後は
竹田の市街地のど真ん中。
この市街地にわたしが目指す
2箇所目の隧道が好きだの隧道があるのよ。
本当は一箇所目の予定だったけど
偶然見つけた隧道の後だったので2か所目になりました。
写真じゃ伝わんないけど
民家の庭に行きついちゃいそうな路地を
進むといきなり出て来る隧道で普通の見た目の入口ながら
入ってみるとオール素掘りの素敵な隧道なんでございます。
しかも隧道にしてはあまり見ないほどの急勾配で出口に役所があるため
車も通る現役隧道だよ。
人の手で掘ったツルハシの痕がくっきり残る
素敵な隧道で集合。
判る人だけ判ればいいフォーメーション。
(5人の時しかできない)
ツーリングは続き
竹田らしい美しい石橋へ。
ソロツーリングで来た時に
気に入ったのでみんなと来てみた山王橋。
横にある日吉神社も彼岸花が綺麗でした。
両側に咲いてるのは入口付近だけだけど
いかにも田舎のお彼岸の風景って感じが良い。
石橋も参道の素敵ですが
境内もお勧め。
かなりキツイ角度の石段を上がると
でっかい銀杏の巨木があるのよ。
もちっこさんが抱きついて大きさを比較してもらいますが
でっかいよー。
しかしこの銀杏の木は
雌株で境内は銀杏地雷がいっぱいで踏まないで歩くことは不可能レベル。
拾う人も居ないみたい。
んじゃ、そろそろ帰る方向へ向かいましょう。
神社から出る一本道は
彼岸花も綺麗だけど色付き始めた田んぼと杉の森の
コントラストが素敵。
九州も新米の季節到来。
長閑なグリーンロードをしばらく走って
k131から更に入ると滝があります。
小園の滝と言って小さな滝だけど
美しい滝なのよ。
バイクで真横まで行けるお手軽な滝だけど
川に降りる階段が笑えるくらい急じゃった。
登りはほぼ四つん這い。
って、事でわたしがプランニングしたのはここまで。
後は適当に休憩する場所をみんなでリサーチして
産山のDABERIBA。
ここでフレッシュなグレープフルーツで
リフレッシュ。
文句なしの果汁100パーセントでした。
そのままを少し飲んだら果肉をかき回した後に
炭酸水を入れて飲むスタイルが面白い。
カフェでのんびりしたら
帰ってもいいのだけど秋晴れをもっと楽しみたくて
産山の草原の中の道を走ります。
午前中も草原の中を走ったけど場所が変わればまた
楽しめる。
適当に先導していると
すごく見晴らしの良いところを見つけた。
阿蘇の涅槃像を望む
雄大な眺め。
そんな気持ちのいい風景を眺めながら
走ってるとヒゴタイ公園の一角がとても綺麗だったので
本日最後の寄り道はヒゴタイ公園。
先月も来たけどな。
まだ咲いているヒゴタイもありましたが
見に来たのはコレ ↓
一足早いコスモス。
時期が早いため背が高いコスモスですが
高原の風に揺れるコスモスは癒されます。
コスモスの背景にはくじゅう連山。
反対は阿蘇。
なんて贅沢な場所に咲くコスモスなんでしょう。
コスモス越しにみる牛。
牧歌的な風景に日ごろの疲れも飛んじゃう。
では帰る前に最後の集合。
特戦隊は隊長の私がずっと先導していたので
ここからは残りの隊員でじゃんけん先導。
では、せっちゃん、よろしく。
ファームロードを走って
日田の市街地に入る手前で夕焼けでした。
流石に小石原の峠を下る頃には真っ暗になりましたが
インカムを繋いで全員ハイビームと言う
暗い峠の攻略方を発見しつつ田川の街の中でみんなで夕ご飯。
久し振りのホルモン鍋は美味かったー。
お店の駐車場で解散。
今日はわたしがみんなと遠征ツーリングを走れなかった
慰めのツーリングに参加いただきありがとうございました。
みんなが遠征ツーリングをしているときに
ずっと雨とか雹が降ればいいのにと思ってた事も告白し
今日のツーリングはおしまい。
陽が短くなって来たため
暗い時間から暗い時間までご乗車いただきありがとうございます。
またのご乗車をお待ち申し上げます。
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秋を迎えた響の休日 [響の休日]
彼岸花も咲いて涼しくなった中で
活動する小さな仲間たち。
満開のケイトウの花に集まる
ムシムシ。
色々と花が咲く中で
ケイトウの花は虫たちに大人気らしい。
ツバメシジミかな?
もっと羽を広げてくれればいいのに。
こっちは閉じたまま一回も開かない奴 ↓
ヒメアカタテハ?
そして一番身近なベニシジミ。
シジミチョウの仲間って
みんな目が可愛いんだよ。
ヨツボシホソバ。
点が3つしか見えないけど
重なった羽根を広げると4つ星になるらしい。
美しいヒョウモンチョウに出会った後は
ショウジョウトンボの渾身のホバリング。
シャッター切るまで動かず待ってくれました。
そんなムシムシ探しをした響の休日の別日は
かみさんと福岡方面へドライブ。
その帰り道に香椎宮に寄ってみました。
県内に住んでいながら
香椎宮に来るのは初めて。
わたしの好きなこんな立派な楼門のある神社なのですが
街中にあるためなかなかツーリングじゃ
来れなかったのよ。
2人で並んで本殿で参拝しましたが
ここの狛犬は今までわたしが見た狛犬の中で
ダントツマッチョな狛犬だったよ。
プロテイン飲みまくり。
私たちはプロテインの入ってない
美味しい奴を頂く。
ソフトクリーム専門店のBETSBARGA。
甘い物を食べるイベントは後日も続き
二人目の孫の1歳の誕生日。
女の子なので可愛いケーキでお祝い。
最後は響の休日の中では
本当に久しぶりの釣り。
すっかり涼しくなったため
夕ご飯前に近所の池でBASS釣り。
ご飯の時間までの暇つぶしだったので
釣れようが釣れまいがどーでも良かったのだけど
釣れたぞ。
と、とんでもなく小さい奴が。
枯葉を引っかけたと思ったぜ。
でもご安心を・・・
小さくてショボイを思った時は
魚だけ引き延ばせばいいのさ。
これで40cm急にスケールアップでございます。
(インチキとも言う)
そんな響の休日でした。
等覚寺の棚田ツーリング [ツーリング]
9月の連休中。
銀ガメ号を大阪に置いて
戻って来たわけですが私にはまだ
茜ちゃんがある。
どっちに乗ろうかなんて選択が出来なくなっちゃいましたが
ちょうど彼岸花も咲き始めたため
軽く走ってきま~す。
だって連休にバイクに乗ったのって
家からフェリー乗り場までしか乗ってないもん。
走り始めると彼岸花がいっぱい咲いていて
咲き始めた彼岸花って赤が濃いくて綺麗。
深い赤が緑に映えます。
ほら ↓
ヒビッキーがいつもより緑に見えるし。
行先は天気が悪くなる予報だったため
遠くへ行かずに平尾台の裏の方へ。
平尾台のカルスト台地も良いけど
麓も長閑でのんびり走ってると気持ちいい。
ゆっくり走ってるので
道路脇に咲く花に蝶が来てるのにも気付けます。
モンキアゲハ
「モンキとモンキー」
真夏は暑すぎて昼間に見る事が無かった蝶たちが
やっと活動を始めた感じ。
蝶を見つけて足を止めましたが
そこからすこし林道を登ると突然棚田が広がります。
等覚寺の棚田で
規模は小さいけどこにでもドアもブランコもあるんだよ。
(どこでもドアとも言う)
途中の林道が本当に林道なため
観光の車も来なくてのんびりできます。
普通に素敵な棚田なのに
棚田の最上部にはヒマワリも咲いてる。
元気が出る花がいっぱい。
わたしは連休中ですがミツバチたちは働いています。
花が大きいので蜜もいっぱいだろうね。
彼岸花とヒマワリに挟まれる
茜ちゃん。
棚田に登る前に見た蝶は
モンキアゲハだったけど彼岸花に来るのはカラスアゲハ。
魔女のローブの様に怪しく光る羽が美しい。
誰も来ないので
ちょっとだけどこにでもドア(どこでもドア)へ。
思い浮かべたところに行けるドアですが
茜ちゃんを置いて行くわけにはいかないので
ドアの向こうへ行けますようにと願ってドアを開けるとドアの向こうに行けました。
ドアの向こうから棚田を眺めると
端っこは蕎麦畑になってるみたい。
蕎麦の花も満開だ。
上から見る棚田。
田んぼの区画割が昔のまんまって感じで
すごく和むわーー。
では、雲も多くなってきたし
帰りましょう。
正午を回ると
真夏に戻ったような暑さになったので
ノンストップ。
海側には真夏のような入道雲が出てるよ。
ちょっとしか入らないけど
給油を済ませてガレージに戻ると
ポツポツと雨が降り始めました。
近所ツーリングでしたが
連休中にちゃんとバイクに乗れてよかったよ。
では、次回こそは丸っと1日バイクに乗れますように!
↓ 暑さ寒さも彼岸までを願おう ↓
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